最近では、クラウドビジネスを手がけている会社は珍しくなくなりました。クラウドソリューション事業とモバイル事業の両方をてがけるスマートバリューをご紹介します。
ターゲット
スマートバリューのクラウドソリューション事業では法人、自治体および公的機関がターゲットです。
モバイル事業においては、個人がターゲットです。
事業内容
クラウドソリューション事業の中には、地域情報クラウド、クラウドプラットフォーム、モビリティサービスがあります。
その中でも最も注目したいのが、「地域情報クラウド」であり、そこでは自治体など公の存在と地域社会・住民とのコミュニケーションを創発する社会システムとしてのクラウドサービスを提供しています。
現在、マイナンバー制度など、積極的なウェブ活用が国単位で進められてる中で、生活に必要な住民情報分野におけるサービスの提供を推進しています。
具体的には、CMS(コンテンツ・マネジメントシステム)やスマートフォンアプリ、オープンデータポータルサイト、防災・防犯情報配信などのクラウドサービスを提供しています。
ビジネスモデル
クラウドソリューション事業においては、WEBサイトの運営やスマートフォンアプリに提供を行っており、前述したように、地域の社会問題に積極的に取り組もうという姿勢をとっています。
ソフトの開発やデータセンターの整備のための資金調達を行うのが、今回の上場の目的かと思われます。
また、モバイル事業では、NTTドコモとダイヤモンドテレコムをパートナーとして、通信機器の販売や通信サービスの提供による利用料を収益源としています。
まとめ
同社の代表、渋谷氏は以下のように語っています。
”私たちは、“社会課題をクラウドサービスで解決する企業”として、
先達が20世紀を生きるために、当時まだまだ大衆に普及が進んでいなかった自動車や電機・化学などのイノーティブな領域へ、ベンチャースピリットを携え歩みを進めたように、
私たちも21世紀を疾走するために、クラウドサービスを軸としてICTが社会に革命をもたらす時代に適応した事業を推進するため、第三創業期をスタートさせています”
まだまだ続きそうなクラウドの時代の中で、地域社会の役に立つクラウドサービスを確立することができるのでしょうか?
今後の動向に期待しましょう。
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