4月27日、ChatWork株式会社は、日本からグローバルを狙えるスタートアップに投資するGMO VenturePartnersから3億円の資金調達を実施した。今回の資金調達を機に上場を視野に入れ、ビジネスツールとしての信用力向上に力を入れる見込み。
ライターの視点
ChatWork株式会社が提供する「チャットワーク」は、チャット、タスク管理、ファイル共有、 ビデオ会議が利用できる法人向けのクラウド型ビジネスチャットツールです。
チャットワークは、スマートフォンやタブレット、PCなど自分に合ったデバイスでサービスを受けることができます。
これまでビジネスでの連絡手段と言えばメールが主流でした。
しかし、大量の迷惑メールにより重要なメールを見逃したり、メール情報を整理しづらく検索に時間がかかるなどの問題で、ビジネスコミュニケーションツールとしてのメールの機能性は薄れてきています。
一方で、メールに代わって“チャット”がビジネスの場でも主流になりつつあります。
今回の資金調達の決め手は、チャットワークによる「業務の効率化」にあると思います。
チャットワークは、メールとしてだけでなく、電話や会議にも代わるコミュニケーションツールとして活躍しています。
例えば、チャットワークを使うと、指導が「1対1」から「1対多数」になり、組織ごとのノウハウの横展開が簡単にできます。
いつでもどこでも使えるのも便利で、社員の残業が激減したようです。
また、会議まで待たなければいけなかった意思決定が瞬時に終わるようになり、チャットで済む相談も多く、会議の数も半減した会社もあります。
「即相談・即決断の体制」を作ることが可能で、大企業がベンチャー企業並みのスピードを手にできるツールでもあるようです。
このように、チャットワークは速報性(掲示板として利用できること)、応答性(特定の書込みに対してコメントできること)、可読性(参加者全員にタイムラインを読むだけで情報共有できる)があるため、業種を問わず誰もが使いこなせるマネジメントツールであることも魅力です。
今回の資金調達を機に上場を視野に入れ、ビジネスツールとしての信用力向上に力を入れるようです。
今後の世界での活躍に期待です!
会社概要
ChatWork株式会社では「チャットワーク」というクラウド型ビジネスチャットツールを主力事業として展開している。中小企業をはじめ大企業、教育機関、官公庁など約66,000社、世界183カ国に導入され、各組織の生産性向上やコミュニケーション活性化に貢献している。
設立は2004年、本社は東京都台東区にあり、代表取締役は山本敏行氏である。
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代表の山本敏行氏へのインタビューを公開中です。併せてご覧ください!