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UXとは? ユーザーの体験をデザインして、プロダクトを改善しよう

 

3つのUXとは

起業tv編集部作成

ユーザーがアプリを触っているとき、カフェでリラックスしているとき。

 

これらはすべてユーザーがプロダクト・サービスを利用しているときのUXです。

したがってこのUXは「利用中UX」と呼ばれます。

UXといわれて一般的に想起するのはこの利用中UXです。

 

UXはこれだけではありません。

わざわざ利用中UXという名前がついている、ということは当然「利用前UX」「利用後UX」も存在するのです。

 

利用前UX」は、友人に聞いたり広告を見たりして、初めてユーザーがプロダクトと出会ったときから実際に利用し始めるまでの体験です。

まだ見ぬプロダクトへの期待で構成されるため、「予期的UX」ともいいます。

 

利用前UXで重要になるのは、プロダクトを「使ってみたい!」と思えるわかりやすさです。

この段階でユーザーを脱落させてしまっては、いくら利用中UXを作りこんでも意味がありません。

 

利用後UX」は、実際にプロダクトを利用した後の体験を指します。企業からのフォローなどに加え、SNSでのシェア、アプリ内での評価などがあたります。

利用後UXは「エピソード的UX」ともいわれます。

 

利用後UXで重要になるのは、いかにユーザーが「再利用したい!」と思えるようにするかです。

この体験をデザインすることで継続的な利用を促すのです。

 

累積的UXとは

起業tv編集部作成

実はUXにはもう1つあります。

これまで見た利用前UX、利用中UX、利用後UXを通して累積するUX、「累積的UX」です。

 

「累積的UX」は個々の体験に対する感情ではなく、プロダクト・サービス全体に関する体験・感情です。プロダクトの評価はこの累積的UXで決まるとも考えられます。

 

累積的UXでは、ユーザーのプロダクトへの習熟度を上げる、報酬を与える、時間・投稿などを投資させてスイッチング・コストを上げるなどの施策をとります。

 

3つのUXと累積的UX

最初から最後まで包括的にUXをデザインしていくことで、ユーザーが定着するコンテンツ・サービスが生まれるのです。

 

UXデザインの視点

最後に、UXデザインで使える視点をいくつか紹介しておきましょう。

(以下の視点は『起業の科学-スタートアップサイエンス』で述べられているものです)

 

<使うときのカスタマー負担を減らす>

  • ・時間
  • ・体力
  • ・ブレインパワー
  • ・社会的承認
  • ・お金
  • ・日常性
  • ・安心・安全

 

使う時間や身体的・精神的労力を減らしたり、社会や日常の文脈から逸脱しないようにしたりすることで、カスタマーの負担を減らし、UXをデザインする視点です。

 

<人間の認知の癖を使いモチベーションを高める>

  • ・希少効果
  • ・フレーミング効果
  • ・アンカー効果
  • ・バンドワゴン効果
  • ・エンダウド・プログレス効果
  • ・コンコルド効果

 

人間の認知活動にはいろいろな癖があることがわかっています。

表現の違いで印象が変わる「フレーミング効果」や使っている人が多いと自分も使いたくなる「バントワゴン効果」などがあります。

 

<カスタマーに投資させる>

  • ・関連情報入力
  • ・選好の入力
  • ・レベルアップ
  • ・コンテンツ投稿
  • ・フォロワー
  • ・評価

 

ユーザー自身にプロダクトに投資してもらい、プロダクト内にユーザーの跡を残してもあることで定着を図るUXデザインです。

 

<報酬の設定>

  • ・ソーシャルの報酬
  • ・ハントの報酬
  • ・達成感の報酬
  • ・自立性の報酬
  • ・熟達の報酬
  • ・予測不能な報酬

 

ここでいう報酬とは物質的なもの以上に精神的なものを指します。

自主的にリソースを探したり、適切なフィードバックを与えたりすることでUXをデザインします。

 

これらの視点についての詳しい説明は『起業の科学-スタートアップサイエンス』を読んでみてください。UXデザインに関する事例や、プロトタイピングの手法についても学べます。

 

包括的にUXをデザインしよう

出典:gahag.net

UXに関する基本を知っていただけたでしょうか?

 

UXデザインはこれからの新事業開発において欠かすことのできないプロセスです。

そして、UXデザインとは試行錯誤の繰り返しで進んでいきます。

デザインという言葉を恐れず、積極的にUXデザインに関わってみてください。

 

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株式会社アントレプレナーファクトリー
インターン

Tomoaki Omi

立命館大学経営学部所属。様々なことに興味を持つが、割とすぐに飽きる。最近チームで結果を出すことの嬉しさを知った。

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