“アウトプット”ってどういう意味?

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「アウトプットを出せ!」と、よく上司から言われていませんか?
“アウトプット”は仕事において最重要項目と言われていますが、そもそも“アウトプット”とは何なのでしょうか。

英語での“output”は「生産品」や「出力」という意味(Weblio辞書より)ですが、
日本のビジネス界では、“アウトプット”は「経験、学習したことを元に、収めることのできた実績や成功、成果」という意味で頻繁に使われています。

また噛み砕いた意味で「何かを生み出すこと、発信すること、目に見える形を生産すること」という意味で日常的に使う人もいるでしょう。

逆に“インプット”は「成果に繋げるための勉強、経験」という意味で使われています。

脳科学で代表的な人物の茂木健一郎さんは、“アウトプット”と“インプット”についてこのように述べています。
脳にとっては、言語も一つの運動です。とにかく一度出力しないことには、自分が本当に考えていることや、潜在的な可能性も見えてきません。
情報のインプットとともに、アウトプットも恒常的に行わないことには、その考えが真に自分のものとなることはないのです
今回は、そんなアウトプットについて、そのメリットや実行する際のポイントをまとめました。

積極的に“アウトプット”を出す4つのメリット


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“アウトプット”を出すことが重要だということは理解できますが、そのメリットとは一体何でしょうか。まずは、“アウトプット”を出すことの4つのメリットについて見てみましょう。

①フィードバックをもらうことによりインプットへの理解度が更に深まる

アウトプットを行うには、インプットして蓄えた情報や経験が必要になってきます。つまり、アウトプットはインプットの反復ということです。
そこにフィードバックをもらうことにより、あなたがインプットした情報や経験が更に洗練され、武器としての性能が上昇していくことに繋がります。

②アウトプットがインプットになる

これはつまり、これは自分のアウトプットからの反省と行動が、インプットに直結するということです。
例えば、1つの仕事が終了した時に、「あの時の作業の効率が悪かったな」「あの手法を使ったから円滑に事が運んだな」といった反省を経験値にすることで、さらなるアウトプットを出すことができるようになります。

 

③人に何かを伝える力がつく

アウトプットを続けていくと、頭の中がクリアになり、何を伝えたいのかが明確になっていきます。
そうすることであなたの伝える力は無意識のうちに強化され、気づいた時には人を動かす情報発信力が身についているかもしれません。

④周囲の評価が上がる

アウトプットを繰り返し行えば、必然的にあなたは”意見や結果を多く捻出する人”として周りから認識されていきます。
たとえ間違ったアウトプットをしてしまったとしても、積極的に継続していくこと。
そのトライアンドエラーを繰り返す姿勢で、周りの人から一目置かれた存在になることでしょう。

仕事において質のいい“アウトプット”を出すための4つのポイント


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アウトプットの重要性やメリットは理解していたとしても、仕事や勉強などの日常生活でアウトプットをうまく出すことができない人も多いのではないでしょうか。
特に、将来的に起業を目指している方々の中には、質のいいアウトプットを要求されたり自らに課したりする人が多いと言われていますので、ぜひとも身に付けたいところです。

アウトプットを上手く出せるようになれば、自身や会社の成長に大きく繋がる可能性があるかもしれません。

では、どのようにしたらアウトプットを上手く出すことができるのでしょうか。その4つの方法を紹介します。

①とにかく“アウトプット”を出す

仕事において、「それはしたことがないので僕にはできません」では通用しないのは当たり前です。
そういった対応を続けることで、自分に仕事が回ってこなくなる恐れすらあります。
自分はしたことがないからそれをすることができないという固定概念を捨てて、まずチャレンジするということから始めてみましょう。それがアウトプットを出すための第一歩です。

②クオリティを気にせず、“アウトプット”の数を増やす

会議で必要になる資料や文書などにこだわりすぎている方はいませんか?
例えば、フォントの大きさや色、罫線があるかないかなど……。さほど必要ないことを気にしすぎると他のタスクにかける時間が短くなってしまいます。
完璧主義にならず、沢山のアウトプットを捻出することは、仕事場でのあなたの信頼度アップにつながるでしょう

③SNSを積極的に活用してみよう

Twitterやfacebook等で自分の意見を言うとそれに関する知識や経験が定着しやすくなり、さらに、「見られている」という意識から他人に意見を伝える練習にもなります。
これを続けていれば、長期的に見てアウトプット質の向上に繋げることができます。
自らの意見を他人にあまり見られたくない人は、自分のことが分からないような場所に書き込むのもひとつの方法でしょう。とにかく自分から何らかの情報を発信することが何よりも大切です。

④“インプット”したことを日常の中で取り入れてみる

この例でよく挙げられることは、読書でしょう。
本を読むだけでなく、実際にアウトプットすると、その本から得たことが良質なインプットへと還元されていくのです。

また読書だけでなく、セミナーやニュース、記事など情報が書かれてあるものはたくさんありますので、自分に応用できそうなことはぜひ積極的に取り入れてみましょう。

“アウトプット”を出すことに意識しよう

アウトプットの重要性とメリット、理解していただけたでしょうか?
“アウトプット”と“インプット”は表裏一体の関係で、お互いがお互いに作用します。勉強したことや経験したことを効率よく定着させたければ、何度も情報として発信したり、インプットしたことを仕事に積極的に生かしたりすることが望ましいでしょう。
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最後に、アウトプットを意識して働いている1人の経営者を紹介します。それは、ライフネット生命の岩瀬代表です。
岩瀬氏は自分にとって合理的になるものはどんどん取り入れて、自分のモノへと昇華していくという素直な“インプット”と、業界に対して挑戦的なベンチャーを立ち上げるという生意気な“アウトプット”が重要だと提言しています。
新しいことにチャレンジしてみたいと思っている方は、彼のように生意気な“アウトプット”と素直な“インプット”を意識してみてはいかがでしょうか。

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