起業の準備、何をすべき?

起業に失敗する人に共通している10のことについては以前お伝えしました。
気をつけるべきポイントが分かれば、次は成功するためにどのような事前準備を行っておくかが大切になります。
今回は、起業tvのこれまでのインタビューから、起業家が「起業前に知っておけばよかった」考える事柄をまとめました。

起業を成功させるためには?

準備しておくべきこと①ファイナンスの知識

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出典:www.forbes.com
ファイナンスは僕がやっていますが、法務も財務もあまりわかっていないので、気持ちで事業計画を作っている部分も少しあります。
そういった意味で、もうちょっと
ファイナンスの専門知識があればよかったのかなと思っています
(3Minute・宮地洋州代表取締役)
 
ファイナンスに関する知識は、経営者であればいずれ勉強しなければならなくなります。
そのため、起業したいと考えている方は、早めに知識を得ておくことがスタートダッシュにつながります。
中でも、多くの起業家がオススメしているのは、磯崎哲也氏の「起業のファイナンス: ベンチャーにとって一番大切なこと」(日本実業出版社)。
「これさえ読んでおけば大丈夫」と語る起業家の方もいるほどですので、起業を考えている方は一読の価値ありです。
 

準備しておくべきこと②契約などのルール

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出典:www.eliaction.com
株主になった方々は、ある意味結婚と同じようなものなので、そこでどういった形で増資のスキーム(枠組みを持った計画)を組んだらいいのか、契約形態がどういう形だったらいいのかというのを事前にできるだけわかっておいた方が後悔しないといいますか、良い形で資金調達もできますし、それを元に成長していけると思います
(ピクスタ・古俣大介代表取締役)
 
法的なルールに関しては、「知らなかった」では済まされない自体が起きてしまう場合があります。
また、契約についての知識がないことを逆手に取られ、厄介なトラブルに巻き込まれてしまうことも考えられます。
これらの知識は、会社を存続していくためには欠かすことができません。
多くの起業家は、このような勉強を時間のある学生時代にやっておくことを提言していますので、早めに取りかかるのが良いでしょう。
 

準備しておくこと【番外編】プログラミング

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出典:changesworlds.com
ベンチャー企業の中では、インターネットサービスを手がける会社も多く、最近ではビジネスとインターネットは切っても切れない関係になりつつあります。
プログラミングの知識があれば、例えば自分の力でサイトを作ったり、アプリを作ったりすることもできます。
また、もし自分が手を動かして作るといったことがなくても、エンジニアを採用する際などにもその知識は活きてきます。
プログラミングの知識があることで、その人がどういった言語をどれほど習得し、使えるのかを見極めることができるため、採用で失敗することも少なくなります。

起業に向けて準備を始めましょう

いかがでしたか?
実際に起業を経験した起業家の言葉ということもあり、説得力があります。
今回挙げたものはほんの一部ですが、どういったビジネスをしたいのかによって身につけておくべき知識も変わってくるはずです。
いずれ起業したいと考えている方は、必要な知識を身につけるために早くから勉強しておくと、起業してからスピーディーに事業を進めていくことができるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。

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