経歴

1982年生まれ、長崎県出身。2001年アメリカへ留学、2003年大学卒業。2011年にG STYLE ENTERTAINMENT 設立、代表取締役に就任。2014年に株式会社3ミニッツ (3Minute inc.) 設立、代表取締役に就任。

アメリカ留学の経験が起業のきっかけ


-事業内容について教えていただけますか?
女性特化のYoutuberプロダクションと、Instagramにいるインフルエンサーをネットワークした事業「INSTAGRAMMER.JP」を行っています。
サービス予告になりますが、最近自社で動画のメディアをローンチしました。これは5~6月にサービスをスタートさせる予定です。
-Youtuberのプロデュース事業の競合はどういうところがあるのでしょうか?
プロダクションとしては uuum が有名ですが、女性に特化しているという点では、私の知っている限り、競合はいません。
-「INSTAGRAMMER.JP」はインフルエンサーをネットワークして、どのように展開しようと考えていますか?
現在、InstagramではF1層(20歳~34歳)の女性を中心にアクティブな女性が増えていて、アメリカだけじゃなく日本でもInstagramの利用が増えています。
そこに数万人のフォロワーが付いている「インフルエンサー」も出てきています。その人たちをネットワーク化し、企業のプロモーションやイベントに呼び、インスタグラムにポストしてもらうことによって、キャンペーンが盛り上がっていくということを展開していきたいと思っています。
-女性のYoutuberとInstagramのインフルエンサーは、属性としてはまったく違うのですか?
大きな括りでは一緒と考えていますが、Youtubeにいる視聴者層とInstagramのユーザー層は、ソーシャルの中でも属性が違うと思います。
ですので、企業のプロモーションに使う際もそれぞれ分けてやろうと思っています。

-起業を意識した原体験について教えていただけますか?
(3Minuteを起業する前)もともと僕はアメリカに留学していて、その時からアメリカのテクノロジーやマーケティングについて勉強しました。マスメディアとSNSを中心にメディアのあり方が変わってきている中、2年程度前からアメリカでYoutubeのスターがどんどん生まれるようになりました。
僕はよくファッションイベントに行くのですが、昔はそこに、映画に出てきそうなセレブが並んでいましたが、最近はブロガーやYoutubeスターという人たちが特等席に並んでいます。
そういう光景を目の前にして、トレンドがマスからSNSで活躍する人たちが表に出てくるようになっていると感じ、日本ではヒカキンさん中心にYoutubeが盛り上がっていました。
しかし、大きな括りで考えた時、SNSで活躍しているインフルエンサー、特に女性に関するプロデュース事業をどこもやっていなかったので、日本で初めてそういうものを作っていこうと思ったのが起業のきっかけです。
すべてはアメリカのトレンドからインスパイアされ、自分なりに日本だとどういうことができるかというオリジナルなマーケットを考えて誕生したのが3Minuteです。
-3Minute立ち上げ前の就職・一度目の起業について教えていただけますか?
3Minuteを立ち上げる前に、G STYLE ENTERTAINMENTという会社を立ち上げています。
アメリカで特にファッション系のマーケティングが好きで、その代理店時代(就職していた時)もそのことばかり考えていました。
そんな中、今までやったことがないような事例を社会に新しくどんどん生み出したいと思い、自分なりに追求していました。
一度目の起業も代理店とプロダクションですが、さらにもっと大きくしていこうという想い・集大成が3Minuteという感じです。
-就職から起業ということで、不安や葛藤はなかったのでしょうか?
ないですね!人生は一度しかなく、「自分がやりたいことをとことんやりきる」というスタンスで始めているので、失敗するかもしれないけど、やるだけやりきるという気持ちで日々生きています。
-創業初期に困ったことは何でしょうか?
私は失敗も経験だなと考えていました。いろいろ全部自分でやってみて、壁にぶち当たっているのがスタートアップの起業家だと思います。
それでもめげずにぶち当たっていくと、一つ一つ自分の形になり、中長期で見ると、体にいろいろ染み付いてくると思っています。
-「失敗も経験」ということで、想定外の失敗などはありますか?
3Minuteのファイナンスは僕がやっていますが、法務も財務もあまりわかっていないので、気持ちで事業計画を作っている部分も少しあります。
そういった意味で、もうちょっとファイナンスの専門知識があればよかったのかなと思っています。
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