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まずはダウンロードしてみましょう
あなたは、結婚式やパーティで使う動画作りに苦戦した経験はありませんか?
そんな時におススメなのが、Flipagramというアプリです。
このアプリを使えば、数枚の写真だけで、心温まるスライドショーを簡単に作ることができるのです。
フリーアプリなので、お金は一切かかりません。この記事を読む前に、まずはダウンロードしてみましょう。
「Flipagram」とは?
出典:matome.naver.jp
Flipagramとは、簡単に言えばスライドショー作成アプリです。
自分の写真、動画や好きな楽曲を使って動画を作成・シェアできます。
主なユーザー層は25歳未満の女性で、2014年末には月間アクティブユーザー数が3000万人を突破しています。
ワン・ダイレクションやブリトニー・スピアーズも利用しており、まさしく今をときめく最先端のサービスです。
Flipagramは、結婚式や卒業式、パーティーといったセレモニーのシーンを切り取って撮影したり、自己表現の場として作品を保存したりやシェアするのにぴったりです。
開発者であるモヒット氏はFlipagram開発の背景に「言語の壁を取り払い、アプリの操作を極めて直感的にすることで、広く大衆に利用してもらう」という想いがあったと語っています。
そんな開発者のねらい通り、ユーザーは思い思いに自分の“作品”を手軽に作ることができるのです。
Flipagramを手がけるCheerful, inc.
Flipagramを開発したのは一体どんな人物でしょうか?
Flipagramを運営しているCheerful, inc.はカリフォルニアを拠点とし、46歳のイラン系アメリカ人ファハド・モヒット氏が同社を率いています。
出典:signalvnoise.com
モヒット氏はUCLAで数学と応用科学を専攻していました。
ペンシルバニア大学ビジネススクール在籍中に授業のプロジェクトをきっかけに、消費者レビューサイトの先駆けとなるBizRateを創業、次に価格比較サイトShopzillaを立ち上げ、世界最大級のサーチエンジンへと成長させた手腕の持ち主です。
2005年に両事業をScripps社に5億2500万ドルで売却した後は、いくつかのサービスやアプリを作ったがなかなか成功せずスランプに陥っていました。
そんな時に見つけたFlipagramのアプリを気に入り、買い取ったのです。
そして開発者達と共にCheerful,inc.を設立し、モヒット氏持ち前の能力が発揮された今ではご覧のとおり急成長を遂げています。
動画SNS市場はどうなってるの?
出典:www.gsmnation.com
Flipagramのすばらしい点は、何といっても何千万もの楽曲リストでしょう。
モヒット氏はほぼ全ての大手レコード会社や音楽出版社とライセンス契約を結ぶことに成功しています。
利用者は無数の楽曲の中から音楽クリップを選び、自分が作った動画に利用できます。
なおFlipagramは、YouTubeよりも手軽でInstagramよりも多様性があります。
モヒット氏はそのサービスのねらいを「どの人にも語るに足るストーリーがあるから」だと語っています。
また、Flipagramはベンチャーキャピタリストでありグーグル社など多くの企業に出資してきたジョン・ドーア氏のお墨付きもあります。
”音楽レーベル各社は、Flipagramがメディアを創造し、シェアするサービスとしてTwitterに並ぶ存在になると信じている”とモヒット氏とこのサービスを評価しています。
日本とアメリカでは使われ方が違う!?
出典:forbesjapan.com
日本とアメリカの国民性の違いなのでしょうか?Flipagramの使用方法にも国民性が現れているようです。
アメリカではアート作品のような美しい写真が使われたり、旅先での写真をまとめた作品が多くアップされています。
一方日本では、誕生日や付き合って◯月記念日、さらにはフラれた記念など親密な作品が多く見られるのです。
日本では、10代や20代の若い層が仲の良い友人同士やカップルで自分たちの思い出の写真を作品にしており、「最高楽しい!思い出がよみがえってくる涙 おすすめ!」や「お世話になりました。卒業おめでとう!大学に行ってがんばってね!」というコメントと共に、仲間内でシェアされています。
どんな作品を作るか、どんな人にシェアされているかは日本とアメリカでは異なりますが、どちらの国でも共通しているのは“今”この瞬間の思い出です。たくさんの切り取られた思い出がFlipagramには詰まっています。
まとめ
InstagramやTwitterとは違い、Flipagramはよりストーリー性があり親密なサービスだと言えます。
限られた時間の中で、何千万曲もの音楽とカメラワークがその可能性を無限に広げているのです。
様々なSNSが立ち上がっては消えていく中、Flipagramはこれからどんな躍進を見せていくのでしょうか?
これからも若者に圧倒的に支持されるサービスであることは間違いなさそうです。