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起業・起業家

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居酒屋を開業して失敗。起業経験者が語る、失敗を避けるための5つのポイント

居酒屋を起業し、失敗

筆者はいまから10年近く前に未経験で居酒屋を起業し、当初売上80万/月から200万/月まで毎月売上を伸ばし続けたのに、大失敗しました。

これから起業をしようとしている皆さんが、筆者が経験したのと同じ失敗に陥らないように、当時の事例を振り返りながら失敗を避けるためのポイントを整理したいと思います。

起業で失敗を避けるためのポイント

起業に失敗しないために①差別化を軽視しない

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出典:212mediastudios.com

筆者が起業した業態は居酒屋、場所は東京の上野でした。なぜ居酒屋かというと、特に技術もなく簡単にはじめられるからです。しかし、簡単に始められる、というのは逆にいうと競争が激しいということです。

なぜ上野かというと、駅から多少遠いものの、そこが都内の賃料と立地、広さのバランスが一番いいと思ったからでした。居酒屋では立地も大事とわかってはいたけれど、お金の関係で妥協してしまいました。

極めつけは、自分自身が居酒屋経営のプロではないのに、普通にやれば簡単にもうかるだろうくらいの感じで軽くスタートしてしまいました。

なので、これから起業するみなさんは、競合との差別化を軽視せず、

 

〇自分のスキルや経験が起業する仕事にマッチするか

〇お店の立地は利便性が高いか

〇商品・サービス、その価格の点で他社と差別化できそうか 

 

を真剣に考えてみてください。

ちなみに、私が開業した立地の近辺には、その後も入れ替わり立ち代わり「そこそこおいしい」飲食店やラーメン屋が入りますが、おおむね1年程度で入れ替わっているので、今でも筆者と同じ失敗をする人が多いのだろうと感じています。

 

起業に失敗しないために②取引実績と取引先ネットワークを軽視しない

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出典:www.rickbillings.com

筆者やアルバイトの努力もあり、お店には常連さんもつき、売り上げも毎月20万円ずつ伸びていました。しかし、他の店より繁盛しているのになぜか利益がなかなかでない状態でした。

後でわかったのですが仕入れが高かったのです。また、価格のわりに食材がよくないときも多くあり交換返品もよくありましたし、努力していい仕入れ先を見つけても新規だとなかなか取引してもらえません。

居酒屋を閉じた後、その経験を買われて何社か外食・中食企業の経営サポートをして知ったのですが、大きい飲食店と起業したばかりの個人居酒屋では、取引先ネットワークも、酒や食材、調味料などの仕入れ原価まで、すごく差があります(当たり前ですが…)。

仕入れ額が数パーセント違うだけで、利益額に直結しますし、取引先をいくつか持っていれば、相見積もりをとり、交渉して原価も下げられます。

仕入れ先、下請け、外注先などの取引先ネットワークについて、ぽっと出の会社と何年も経営実績のある会社との取引実績の差は思ったより大きいです。

新規に起業すると不利な中でスタートせざるを得ないのはやむをえませんが、取引実績と取引先ネットワークを軽視しないで関係構築につとめることが失敗を避けるポイントになります。

起業に失敗しないために③商品・サービスで手を抜かない

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出典:lifehacker.com

日々働いていると、疲れも出てきますし、マンネリ化してきます。しかし、お客さまというのは、我々がどういう状態であろうと、お金を払って商品やサービスを買ってくれています。

ある時、お客さんがいっぱいだった日に忙しさもあり、筆者はクーポン利用のお客様何人かのセットメニューに、手のかからない類似の別セットメニューを私は提供してしまいました。

どのお客さんかはわかりませんが、当時、ネットでひどく書き込まれました。その場のクレームなら対処できますが、後の祭りです。

これから起業する皆さんも本当にいそがしくテンパってしまうこともあろうと思いますが、どんな時でも商品・サービスで手を抜かないことが中長期的な成功につながります。

むしろ、信用のない起業間もない段階では、お客さまから値段以上に満足や感謝いただけるような商品、サービスを目指すくらいの気構えで商品やサービスを提供するとよいでしょう。

起業に失敗しないために④効果的に営業する

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出典:urx.nu

居酒屋の営業のため、世間一般でいわれる通り、チラシ配り、クーポン会社の利用、雑誌掲載、友人・近隣店舗への案内などの営業については、一通り、自ら一生懸命していました。

チラシ配りは、駅前はいいですが、ポスティングはほとんど効果がなく反応は1%未満。その駅前も人がいないと効果ゼロ。雑誌も同様に効果なし。クーポン会社の利用は客数は増えますが、大きく原価割れするので負担感が強かったです。

結局、一番安くて効率が良く、また助かったのは、友人が飲み会をしてくれたり、近隣店舗の方々がちょこちょこお店に立ち寄ってくれることでした。お金だけではなく、気持ち的にも嬉しかったし、安らぎました。

世の中には、いろいろな営業ツールがあり、営業代行を生業にしている企業もいっぱいあります。思うように売り上げが上がらなかったり、お客さんがつかないとき、そういうものを頼るのも一つですが、信用のない起業当初はどんな営業ツールでもうまくいかない場合があります。

そういう状態でも自分のことを理解してくれる周りの友人や両親、親戚にお願いしたり、同じように経営で苦労した経験のある近隣の経営者の方を頼ってみるのも、一つの営業活動としてとらえてください。

起業に失敗しないために⑤自分と社員を大事にする

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出典:bitchspot.jadedragononline.com

起業すると、自分で何でもやることになります。居酒屋のような飲食業なら、アルバイトやパートの方もいるかもしれませんが、それでも重要なことはすべて自分でやり、かつ結果にすべて責任を持つ強い心が必要になります。周りでは休日なのに、毎日毎日自分だけが朝早くから遅くまで働いたり、ふと、疲れる瞬間や起業の意味を見失う瞬間があります。

そういう時には、いったん無理せず休むことも大事です。ちょっと広い銭湯でゆっくり湯船につかるくらいでもいいです。

また、バイトや社員を雇用しているとき、彼らがスマホをいじりサボっているのをみて、筆者はひどく怒ってしまったことがあります。自分が学生時代にバイトの時はよくしていたのに、逆の立場で経営する側になった瞬間に、都合よく態度が変わってしまったんですね。

自分が走りつづけないと起業はうまくいきませんが、自分だけ走ってても人がついてこなければ、事業は成長しません。なので、自分と社員の両方を大事にすることも起業における失敗をさけるためには重要です。

失敗を避けて起業を成功させる

以上のとおり、筆者の経験を交えながら、起業における失敗を避けるための5つのポイントを記載させていただきました。

この記事を読んだ皆さんの起業がうまくいくことを願っています。


T.K

MBA、行政書士有資格者。大手上場企業から中小まで経営企画と企業法務で豊富な経験と実績あり。 経営戦略+会計+法務含め経営全体をハンズオンで支援。

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