営業で結果を出すのはむずかしい

営業は新卒の7割が最初につく職種です。この記事をご覧のみなさんの中にも、営業を経験したことがある、もしくは現在営業をしているという方もいると思います。
どうせ外回りとして営業をするなら結果を出したいものですが、なかなか結果が出ないだけでなく、メンタルがやられてしまうこともあります。
この記事では、営業のコツをまとめました。日頃の営業スタイルに少し変化をつけてみてはいかがでしょうか?

飛び込み営業編

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出典: www.salesneeds.jp
営業の中でも確実に多くの人が苦手意識を持つものは、飛び込み営業です。
なかなか結果が出ないだけでなく、断られるのが前提と言っても過言ではないので、心が折れてしまうこともあります。そんな飛び込み営業に、コツなど存在するのでしょうか?

⑴1度目の訪問では、商品の話をしない

複数回に渡って訪問し、徐々に営業トークに持ち込みましょう。というのも、みなさんもいきなり見知らぬ人から商品の話をされると、断りたい気持ちになりませんか?
それはお客様も同じなので、最初の日は当たり障りのない話をしましょう。例えば、ポストにチラシを入れる程度で構いません。
そして次の週に再度伺うなどし、相手の潜在記憶に確実に残るような営業を心がけるのです。
 

⑵自身のメンタルは平常心に保つ

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出典: ss.biz-compass.net
メンタルを平常心で保ちましょう。飛び込み営業は基本的に断られることが多いです。
そんな時、その都度メンタルがやられてしまうと、PDCAを回し、質を上げることができなくなるだけでなく、自信のない営業になってしまいます。そのような営業に魅了されることは、まずないでしょう。
 

⑶自身の身分を証明する

まずは自身が何者かを証明しなければなりません。
いきなり知らない人に話しかけられると誰でも警戒し、相手の発言に対し懐疑心を持ちます。
相手と信頼関係を築くことができなければ、営業は失敗します。そのため、まずは相手の警戒心を解くために身分をしっかりと証明する必要があるのです。

営業トーク編

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出典: http://u-note.me/note/47490675
実際にお客様とお話しする機会を得れたとしても、契約を確立できるとは言えません。
営業をする上で大事なのはトークスキルです。それには方法論がありますが、一体どのようなものなのでしょうか。

⑴話し上手は聞き上手

決して自分が喋り過ぎないようにしましょう。
相手のニーズを満たすことができなければ、いくら話が上手くとも商品は売れません。まずは相手に質問をし、お客様がどういったニーズを持っているかのヒアリングをしてください。
そしてそのニーズを元にトークを構築していくのです。

⑵否定しない

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出典:gakusei-susume.com
競合他社やサービスなどを否定しないようにしましょう。
例えば「あそこの会社の商品はダメだからうちの会社の商品を買った方が良い」と営業の方に言われても、お客様はライバル会社だから否定しているのだろうとぐらいしか思いません。
そのため、競合の製品サービスを否定することで自社サービスの価値を上げるのではなく、強みをうまく伝えていくことが重要です。
 

⑶相手の立場に立って話す

お客様の立場で話す。これは必須事項です。
例えば、みなさんがお客様だったら、どんなことを言われたいか、どんなことを言われたくないか。
こういったことを意識すれば、自然と相手の信頼を獲得することができるようになります。

電話営業編

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出典:u-note.me
電話営業は100回しても一件のアポイントメントも取れない場合もあります。
声だけでしか伝えられない情報を、いかにしてコントロールするのかが重要です。

⑴声色を意識する

電話でのコミュニケーションは、表情などは伝わらず、声しか伝わりません。そのため、声色を意識する必要があります。
意識の仕方としては、実際にオーバーにジェスチャーを使いながら、コミュニケーションをとりましょう。
声は姿勢や表情などで変化します。テレビドラマで電話のシーンで役者の方がオーバーリアクションであいづちを打っていますが、声色の点で効果的です。
 

⑵声を録音する

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出典:tr-wk.jp
多くの人は、自分がどのような声をしているか知りません。電話営業では声が与える印象が全てと言っても過言ではないので、どのような声をしているかを自分で確認してみましょう。
お客様との会話を録音ができない場合でも、普段の会話の声を録音し、声の印象を再確認してみるのが効果的です。
 

⑶留守番電話に入れる

もしも個人のお客様に連絡しても繋がらない場合は、留守番電話に入れてみましょう。
場合によっては、見知らぬ人の電話には出ないという人もいます。そのため、留守番電話で身分を証明するのです。
もしも折り返しの電話がかかってこない場合でも、一週間後くらいに再び電話を入れることは失礼ではありません。
心理学には単純接触の原理があるため、何度も定期的に相手に接触することは効果的です。ただし、電話のし過ぎには気をつける必要があります。

営業のコツ、試してみてください

営業のコツを見ていきましたが、いかがでしたか?すでに実行していたものもあったかもしれません。
営業はビジネスの基本であり、多くの人が経験するものです。コミュニケーション能力というものは、決してどれだけ話がうまいかだけではなく、きちんとした方法論があります。
しっかりとした方法を身につければ、口下手な人でも格段に営業力をつけることができるといわれています。みなさんもぜひ実践してみてください。

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