今回のインタビューでは、C Channel株式会社の森川亮さんに「一般クリッパー募集の背景と目指す動画のクオリティ」「今後のビジョン」「ユーザーにとっての魅力」についてお話を伺いました。

(インタビュアー:嶋内秀之、撮影者:須澤壮太)

【経歴】
1989年筑波大学卒、日本テレビ入社。
1999年、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修士課程を修了しMBA取得。その後ソニーに入社。
2003年ハンゲームジャパン(現LINE株式会社)入社、07年社長。
2015年3月、同社代表取締役社長を退任。同年4月、C Channel株式会社代表取締役に就任。
 
C Channel・森川亮代表:元LINE社長が語る、本質的でシンプルな「組織論」【前編】はこちら

一般クリッパー募集の背景と目指す動画のクオリティ


当初から動画ブログという形でスタートして、最初はある程度の選別をしていました。
その中でクオリティーを高めることと、外部と連携することによってより意味のある情報を増やしてきたことによって、数字は上がってきたんですが、これから規模感を出していくために大勢の方に参加していただき、一緒に情報の動画データベースをつくっていきたいなと思いました。
そういった意味で、国内でも海外でも様々なところから”本当に意味がある動画”を集めていきたいと思っています。
 
やはりそうはいっても、動画を撮ってアップするということにまだまだ抵抗がある人達が多いです。
そのためいきなり動画がバンバン上がってくるという状況ではないんですが、ただ、実際始めてみると手ごたえを感じられる方も多いですし、今ではスマートフォンのアプリで編集まですることができるので、慣れるとみなさんとても楽しんでいます。
早くそういった、「動画を撮ってあげられる文化」が広がるといいなと思っています。
 
動画は何をもってクオリティというかは難しいんですけどね。映像は良くても、中身に意味がない場合もありますし(笑)
また、映像の中身があってもしゃべりがどうとかもありますが、完璧にやるのは難しいので、1番は「情報としての意味があるかどうか」が重要だと思います。
誰でも知っているようなものを出してもあまり意味がないですよね。今まで知らなかったような情報で、かつ、価値が高い情報を知りたいわけなので。
単純に速報性が高いということもあるだろうし、もしくは誰も知らないけれどもこんなものがあるというような埋もれたものを見つけることもあるでしょうし、いずれにしろ「それ知ってる」と100人が言うようなものを出しても仕方がないと思っています。
 
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