経営の3大資源といえば「ヒト」「モノ」「カネ」と言われています。

お金があれば物は手に入れることができますが、難しいのはヒトの確保です。

今回は、『起業tv』内の過去の起業家インタビューから、起業時の仲間集めで重視すべきポイントをまとめてみました。

①理念に共感してくれているか

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出典:http://changeyourteam.com/joining-a-new-team/

 

これが最も大切なポイントです。

「理念やビジョンに共感する気持ちがあれば、スキルはある程度度外視する」と語る起業家の方は多くいらっしゃいます。

企業は小さな規模から始まりますので、”チームワーク”は最も重要視しなければなりません。

特にスタートアップでは、その後の基盤となるものが形成されていく時期です。

一致団結してメンバー全員が同じ方向に進む状態でなければ、スピード感を持って組織を成長させていくことは難しいのです。

②自分よりも優秀な人材かどうか

スタートアップのベンチャー企業では、何をするにしても”スピード感”が重要になります。

個人の業務スピードももちろんのこと、組織としてもスピード感を持って成長していかなければなりません。

経営者の方がよくおっしゃるのは、「自分よりも優れたものを持っている人と働きたい」ということです。

この”優れたもの”というのはスキルにとどまらず、意欲という点に関しても当てはまります。

自分よりも優れた人を認めたくないという気持ちはあるかもしれませんが、スピーディーな組織の成長を目指すのであれば、その点は重視する必要があるのです。

また、組織全体のスキル云々の他にも、他の社員に良い影響を与え、切磋琢磨する環境を作ることができるというのも大きなポイントです。

③社会に対する問題意識を持っているか

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出典:http://wackyjuhu.blogspot.jp

 

「やってみないとわからないことが多い」と語る経営者の方が多いように、創業時は試行錯誤で事業を進めていきます。

①に挙げた、「理念に共感している」だけでは、主体性というものが欠けてしまう場合があります。

やはり、自信が社会に対して何らかの問題意識を持ち、その問題を解決するための企業理念に共感していなければならないのです。

問題意識がブレなければ、常にその解決に向けて自分自身で解決法を考えるようになり、主体的に動くことができるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今では事業も波に乗っているような起業家であっても、創業時は数え切れないほどの失敗をしています。

そんな先輩経営者からのアドバイスを是非参考にし、良いスタートを切ってください。

 

 

 

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