女性が社会で働く上で、出産や育児などいろいろなことが障壁となり、キャリア形成に悩んでいる方も多いと思います。
そんな風に思い悩んでいる人のために、今回はネットイヤーグループの社長兼CEOの石黒不二代氏について紹介したいと思います。

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女性であるがゆえに働くことの障害と両親の教育方針

彼女が大学を卒業したころ、まだ男女雇用機会均等法はなかったため、いろいろと就業に苦労しながら働いてきたのですが、子供を出産してから仕事との両立ができないという女性特有の困難な状況に陥りました。
そのようなときに、

‘‘どうせやるなら大きな影響力を持つことをしたいという思いが常に根底にあるんです。
両親の教育方針もあって、何かを選択するときに自分で縛りをかけるということを知らずに育った。『自分がやりたいこと』を、枠にとらわれず自由に選ぶ。そういう姿勢が自然に身に付いたのだと思います‘‘

(http://type.jp/s/expert/t48/1.html から抜粋)
このような考え方に至った結果、MBAを取得すれば何とかなるのではないかということを考え、猛勉強の末スタンフォード大学ビジネススクールに合格。当時2歳の子供を連れて海外に留学したのです。

スタンフォード大学で起業家精神を学ぶ

石黒氏は、スタンフォード大学で学んでいるときに、起業家としてのマインドを学びます。

‘‘『成功は失敗から正しく学ぶことで導き出される』という考えが、シリコンバレーのカルチャー。何度失敗しても、性懲りもなく起業を繰り返し、それを支援するベンチャーキャピタリストもいる。そんな風土の中、私自身も〝失敗を恐れない人格〟を養うことができたのです‘‘

(http://type.jp/s/expert/t48/2.html から抜粋)
石黒氏は、自身が固定概念に知らないうちにとらわれていることに気が付いたそうです。そして、その固定概念を取り払うことで、今までにはないクリエイティブな発想が生まれることに気付きました。
そして、卒業するころには、アドビシステムズからの誘いもあったのですが、クビになるリスクなどを考慮して、自分で管理できる起業を決意します。
起業と聞くと本来ならリスクと感じるようなことと感じますが、この時、固定概念から離れた意思決定を下し、コンサルティング会社を設立することになります。
その後、ネットイヤーグループから誘いを受けてそちらに籍を移します。

インターネットを利用して、様々なマーケティング戦略をつなげていく

ネットイヤーグループでは、ネット戦略の策定、経営コンサルティング、Webデザイン、システムの構築・運用など、ネット事業に関するすべてを請け負う事業のマネジメントを行っております。
それによって、今まで営業に割いていた費用をより少なくして、効率的な販売活動ができるようにしています。
そして、今後については、

‘‘ネットイヤーグループの事業内容自体が、日本企業が再び成功するための道しるべになると思っています。消費者の嗜好をスピーディに把握できるマーケティング、商品企画、ソーシャルメディアを活用してユーザーの声をいかに企業活動の中に反映させるか。メディア広告に依存してきたマーケティング業務自体が激変していますが、それは、本来あるべきマーケティングが日本企業に定着するチャンスだととらえています。‘‘

(http://case.dreamgate.gr.jp/mbl_t/id=1118より抜粋)
今後は、新しい環境に対応できるようにするために、さらなる変化に対応して日本のマーケティング業界を変革していこうとしているのです。

まとめ

困難があっても、その壁について一度既成概念を取り除いてみましょう。
そして、その壁を自由な発想と信念、決断力を持って、失敗を恐れずに自分自身が望む女性のキャリア形成をしましょう。
ぜひ参考にしてください。
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