今ではおなじみとなった「街コン」
どういう意図でどのように作られたのか、気になりますよね。
今回は、「街コン」の生みの親である株式会社リンクバルの吉弘和正氏についてまとめています。

街コンが生まれた背景

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パーティーでつまらなそうにしている人がいれば話しかけたり、友達を紹介したり、ドリンクをお持ちしたりなどの「おもてなしの心」を感じさせるパーティーが少なかった。
それならば、自分で主催してみよう、自分が理想とするパーティーを企画しよう!と思い、最初は15人ぐらいのホームパーティーを開催しました。
それが毎月300人、多い時には500人規模で開催できるほどに参加者が増えていき、それが今の事業の原点になったのです
彼はカリフォルニアの大学に通っていたということもあり、アメリカ生活が長く、現地でのパーティーなどにも参加していました。
しかし、日本のパーティーは到底海外にはかなわないものでした。
そのような状況を見るに見かねて自分で行動し、街コンの土台を作り上げたのです。

日本を元気にするために

「街コン」を始めたのは、約3年前の2011年。
3.11の震災後で日本全体に元気がなく、自粛ムード一色の頃でした。
しかも、日本経済が低迷していた時期でもありました
そんな中で、一見不謹慎にも見られてしまいそうな「街コン」を始めたのには、このような理由がありました。
 
「大勢の若者がひとつの街に集まって地域が元気になる」
そんなイベントを全国に広め、日本を元気にしたいという思いから、その年の6月に「街コンジャパン」という街コンのポータルサイトを作ったのです
実際にこの「街コン」を通して地域が活気付いてきている現状があります。
彼の想いは、実現しつつあるのです。

大切なのは「街コン」というネーミング

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なんと言っても、イベントで一番難しいのは集客です。
まず、集客をするためにはイベントのネーミングを統一することと、参加者とイベント開催者を繋ぐポータルサイトを作る必要があると考えました
街コンが始まった当初から同じ趣旨の似たようなイベントもあり、インターネット上では情報が整理されていませんでした
開催に先立ってサイトと名前を固めてからイベントをすることで、お客さまがより早く情報に到達できるようにしました。
こうして街コンは、多くの人が参加するイベントになっていったのです。

私は元々、興味があることに向かっていくタイプ…(中略)… 
しかし、実際に経験してしまうと満足感が芽生え、次は何を目指そうかとすぐ興味の対象が変わってしまうのです。
幸いなことに投資業界だけでなく、会計事務所や古着の輸出など、興味の趣くままに色々なことを体験した経験が今、全てに活かされていると感じています
みなさんの中にも、彼のような性質をもつ人は多いかもしれません。
そんな場合は無理に安定しようとは考えず、気の向くままに動いてみることが大切です。
「行動を起こすこと」を苦手としている人の方が多い中で、興味があるものに突き進めることを強みとして生きていくべきだと思います。
 
彼のように思うがままに行動できる起業家が増え、日本がより活気付いていくことを願うばかりです。
 
リンクバルについてはコチラ
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