ソーシャルサービスで使用する一般的な「画像(写真)共有ソフト」と言えば、何を思いつくでしょうか?
最近では、 “Instagram(インスタグラム)”と答える方が多いのではないかと思います。
このインスタグラムの普及速度は凄まじく、わずか創業4年でTwitterを抜き去ってしまいました。
今回は絶好調の写真共有アプリ“Instagram”の創業者、Kevin Systrom氏についてまとめました。

新世代の画像共有アプリ「インスタ」創業のきっかけとは

今や利用者数3億人を超えたInstagram。創業者であるKevin Systrom氏はスタンフォード大学を卒業後、Googleに入社しますが2年ほどで退社します。
その後スタートアップ企業に入社するのですが、その傍らで「独力」でプログラミングを勉強し、ほぼマスターしてしまいます。
そして作成したのが”Burbn”というInstagramの原型となるアプリでした。
彼は独力で起業することについて

「起業に必要なのはアイデアやプロダクトで半分。残り半分は雑務」

(http://bizcast.bz/2080より抜粋)
と述べています。
このとき彼を動かしたのは「起業への熱意」だったのかも知れません。

Instagramが世界中で支持されている理由

Instagramが他の画像共有アプリと決定的に異なるのは、写真編集の「効果」の多さです。
現在「フィルター」と呼ばれる写真編集効果は約20種類にも上り、そのオリジナリティは他を圧倒しています。
また、Instagramには複数ユーザーに一斉返信する機能もあるため、「リアルタイム性」を求めるSNSユーザーからの大きな支持を集めているようです。

Facebookによる巨額買収、Instagramの今後の発展

Kevin Systromが「独力」でプログラミングを学び、Instagramを発表後、1年で1億点の画像がアップロードされました。
そして更にその一年後、世界を再び驚かしたのは「InstagramのFacebookによる買収」というニュースでした。
わずか創業4年で自社をワールドクラスの企業に成長させたKevin Systromは、今後について

「Instagramはどこにも行かない」

と独自性を貫く決意であると自社サイトで述べました。
Kevin SystromのInstagramへの開発の意欲は、インターネットを新しい領域へと導いてくれるかも知れません。

まとめ

起業時の不安や苦労として「従業員の確保」が挙げられます(詳しくは「独立・起業時の不安や苦労ベスト5」へ)。
「起業に必要なのはアイデアやプロダクトで半分。残り半分は雑務」というのは、まさにそれを表しているようです。
まずはアイデアの着想、そしてそれを実行するための業務を遂行できる能力や人材が必要だとわかる事例です。
ぜひご参考ください。
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