
ネットショッピングなどのインターネットサービスを運営する、楽天株式会社の代表である三木谷浩史氏。
31歳で楽天を創業し、その3年後に会社を上場まで導いた実力を持つ三木谷氏は、一体どのような考えを持っているのでしょうか。
今回は、日本を代表する実業家として知られている三木谷浩史氏の、仕事において参考になる名言を紹介します。
三木谷浩史氏とは?
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三木谷氏は、兵庫県神戸市で生まれ、一橋大学商学部を卒業しています。
一橋大では、金融論に興味を持った三木谷氏は、金融論をメインに扱うゼミに所属し、卒業論文のテーマは「企業の資金調達と資本の最適構成」だったそうです。
こうして大学卒業後は、日本興業銀行(現みずほ銀行)に入行しました。
そしてその後1993年には、ハーバード大学経営大学院を修了しMBAを取得したのち帰国します。
1995年に日本興業銀行を退社し、楽天を創業しています。
そんな三木谷氏は、2008年からフォーブス誌の日本人富豪ランキングの常連となっており、年々順位は上がっています。2015年には68億ドル(約1兆400億円)で3位にランクインしています。
三木谷氏の仕事の考え方についての名言
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”「こうしたほうがいい」でなく、「こういうことができる」と実例をもってこそ世の中を動かせる”
”大事なのは現実を直視すること。つまずいたら出直せばいい。
そういうダイナミズムがなければ、この時代は生き抜いていけないと僕は思う”
理想を語るのではなく、現実をしっかりと見据えた上で仕事に取り組まなければいけないということです。
理想を語るだけであれば、誰にでもできます。しかし、実際に手を動かすのはみなさんです。自分にはどういったことができるのか、またはできそうかということに対して全力で突き進んでいくことで、理想だったことが現実となることもあるのです。
”常識で考えることがいかに不合理かを肝に銘じよう。常識とは多数派の理論にすぎない。”
"勇気を持とう。やらなければいけないとわかっていても、見て見ぬふりをしてしまうところが日本人にはある。
世界のトレンドは変わっているし、いままでの価値観にしがみつくばかりでは滅びるしかない。"
日本人は、他の国に比べて控えめで、人と違うことを嫌う傾向があります。
しかし、そうしていては何も新しいものは生まれません。今では世界をフィールドにして物事を考えていかなければいけない時代になってきています。常識という枠にとらわれず、自由な発想で、自分が本当に必要だと思うことを信じて実行していくべきなのです。
仕事を楽しむための名言
"仕事に恋すればいいのだ。恋人と違って、仕事は自分の努力で変えることができる。
本人がどう取り組むかによって、理想の恋人になることもあれば、顔もみたくない天敵になることもある。
それが仕事というものの不思議さだ。"
"僕はまず『そもそも論』を考えるべきだと思う。どんな仕事のときでも、「そもそもこの仕事はなんのためにするのか」を考えろということだ。
いつもそう考える癖をつけておけば、それが仕事のアイデアに繋がっていく。改善のための仮設も自然にわいてくるはずだ。"
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"ビジネスで成功するかどうかのカギは、結局のところ、仕事を人生最大の遊びにできるかどうかだ。
ホモ・ルーデンス(遊びの人の意)、人間は遊ぶ動物なのだ。人間は遊んでいる時が、最大の創造力を発揮する動物なのだ。
仕事を人生最大の遊びにできれば、人は誰でも有能なビジネスマンになれる。"
"世の中にある仕事で、はじめから面白い仕事なんてそうそうあるものではない。
ならば、巡り合えない面白い仕事を探すより、目の前の仕事を面白くする方がずっと効率がいいはずだ。
仕事を面白くするのは、仕事の内容そのものより仕事の目的なのだ。どんな仕事であれ、目的を見つけることはできるはずだ。
そして、どんな仕事であれ、目的意識さえあれば、それを楽しむことができるのだ。"
「仕事は僕にとって、最高のエンターテイメントなんです」と語る三木谷氏ならの名言の数々です。
今の仕事や職場環境に不満はあるかもしれませんが、自分が選んだのだということを自覚した上で、その目的を考えていかなければなりません。
なぜ自分はその仕事をやっているのかがわからず、やらされていると感じてばかりではどのような仕事も勤まりません。
三木谷浩史氏の経験から学ぶ名言
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"一段ずつでも上がっていくためには、いつも自己を否定する勇気を持たなければならない。
自己否定というと、ネガティブな言葉のように感じられるかもしれない。けれど改善していくためには、自己否定する視点が必要だ。
自己愛が判断を誤らせることを常に注意していなければいけない。"
”高級スーツに身を包み、気取って話をするより、汗をかきながらでも一生懸命に話をした方が相手がよく聞いてくれることを、僕は経験から学んだ。”
”収入は仕事の大きなモチベーションになるけれど、それだけでは本当の意味で頑張る力は湧いてこない。
人間は弱い生き物なのだ。どんな人も心の底では、他人の評価や感謝を必要としている。
自分の仕事が誰かを幸せにしているという実感は、仕事を続けていくための極めて重要なモチベーションになり得る。”
”本気で取り組んでも解決できない問題など、この世にはひとつも存在しない。僕は経験上それを知っている。”
仕事がうまくいっていないと感じているみなさん、その取り組みは”本気”ですか?
三木谷氏は、仕事をエンターテイメントと捉え、楽しみ、本気で取り組むことで数々の成功を収めています。
仕事に本気で取り組むためには、少しのことで満足することなく自己否定をし、人々の幸せな顔を追い求めていかなければいけないのです。
仕事がうまくいかない、楽しくないと感じている方は、ぜひ三木谷氏の言葉の数々から、明日からの働き方について考えてみてください。
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