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ほんやくコンニャクはもう実現可能か?
出典:uta-movie.com
どんな言語を使っていても意思疎通を図ることができる、ドラえもんのひみつ道具「ほんやくコンニャク」。
ほんやくコンニャクは、ドラえもんのひみつ道具の中で1つ手に入るとしたら?
と聞かれた時に必ずトップ10に入る超人気ひみつ道具です。(筆者調べ)
そんなほんやくコンニャク、実はもう実現可能レベルに到達しつつあるようです。
今回の記事では、現代のほんやくコンニャクになりうるデバイスを厳選して紹介します。
現代のほんやくコンニャクとなりうる翻訳ツール6選
期待が集まる翻訳ツールをここでは厳選された6つをご紹介したいと思います。
そして筆者の独断と偏見で、言語・使いやすさ・価格で5点満点で点数をつけてみました。
ご購入の際は参考にしてみてください。
デバイス部門
①ili(イリー)
言語★★☆☆☆ 使いやすさ★★★★★ 価格NoDate
今年話題沸騰中のウェアラブルデバイスがこちらのiliです。
SNS上に流れた動画が注目され、たった2週間で総視聴回数は1億を突破し、同時に法人向けのサービス申し込みが3000社を超えた、最注目デバイスです。
このiliはWi-fiを介さず、簡単操作で翻訳をしてくれる優れもの。
独自の翻訳技術と「旅行」に特化した辞書を活用しており、旅先でのコミュニケーションに困ることは無くなるかもしれません。
イオン、東京メトロがiliの導入を決定し、年内の運用開始に向けて準備が進められています。
現在、iliは日本語、英語、中国語に対応しており、一般向け販売は年内中に開始されます。
今後タイ語、スペイン語、韓国語に順次アップグレードする予定だそうです。
イヤホン部門
②Pilot(パイロット)
言語★★★☆☆ 使いやすさ★★★☆☆ 価格★★☆☆☆
続いては、イヤホン型の翻訳機「Pilot」です。
英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語に対応し、デバイスよりもより密なコミュニケーションをとることができます。
イヤホンを複数用意することで、3人がそれぞれ違う言語で話していたとしても意思疎通が可能になります。
今後、ドイツ語、ヘブライ語、アラビア語、ロシア語、スラブ語、東アジア、アフリカ語に対応予定だそうです。
現在クラウドファンディング中で、価格は34,290円です。出荷は今年の6月以降です。
③CLIK
言語★★★★★ 使いやすさ★★★☆☆ 価格★★☆☆☆
イギリスの企業mymanuが開発中の同時翻訳イヤホンです。
30種類の言語に対応しており、CLIKを持つユーザー同士のコミュニケーションを可能にします。
耳にフィットし、イヤホンとして音楽を楽しむこともできます。
現在クラウドファンディング中で、価格は35,890円です。こちらも出荷は今年の6月以降です。
アプリ部門
④Google翻訳
言語★★★★★ 使いやすさ★★★☆☆ 価格★★★★★
スマホアプリも進化を続けています。
翻訳アプリの金字塔であるGoogle翻訳は、音声認識翻訳だけでなく、
写真の文字を翻訳することのできる優れものです。
⑤Payke
言語★★★☆☆ 使いやすさ★★★☆☆ 価格★★★★★
次は日本で活躍が期待されているPaykeという翻訳アプリです。
Paykeは日本の小売店で売られている商品のバーコードをアプリで読み込むだけで、商品説明を母国語に変換してくれます。
インバウンド市場増加に伴い、Payke導入店も増えております。
過去に起業tvでPayke取締役・比嘉良寛氏にインタビューしています。
ブラウザ部門
⑥Skype翻訳
言語★★★★☆ 使いやすさ★★★★☆ 価格★★★★☆
無料通話ツールとして有名なSkype。
Skypeでは通話中の同時翻訳が可能になっていることをみなさんご存知でしょうか。
日本であまり知られていない原因は、日本語への翻訳が対応されていないというところにあります。
今後Skype翻訳が日本語対応されることになれば、
大きな翻訳ツール手段として利用されることになるでしょう。
言語の壁がなくなる世界
出典:free-illustrations.gatag.net
いかがでしょうか。
ここまでいろんな翻訳ツールを見てきました。
ほんやくコンニャクの実現はもう目の前に迫ってきているといっても過言ではないと思います。
旅行、ビジネス、そして日常的なコミュニケーション。
言語の壁が完全に取り払われる世界がもうすぐやって来ます。
その時あなたは、そして世界はどうなるのでしょうか。
思考の先に新しいビジネスチャンスが待っているかもしれません。