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起業の決断

起業の決断

スマホゲーム35社と協業!マイネット上原氏が語る「アクティブユーザーが減らない仕組み」とは?

経歴

1974年生。神戸大学経営学部卒業後、NTTにてインターネット事業開発に従事。2006年株式会社マイネットを創業し同社代表に就任。B2C/B2Bで多数の事業を立ち上げ、モバイルCRM事業のヤフーへの事業譲渡、ニュースアプリ事業の黒字化を経て2012年よりスマホゲーム事業に注力。専門は経営戦略。

スマホゲームをグロースさせる、相互送客ネットワーク事業

-事業内容について教えていただけますか?

当社はスマホゲームの会社です。その中でも特にグロース事業を行っています。

グロース事業とは、すでに世に出ているスマホゲームを当社が買収したり、協業で移管を受け、そのタイトルがより長くユーザーに楽しんでいただけるようにゲームを成長させることにフォーカスして事業を展開している会社です。

-グロースを扱っている会社はどのくらいあるのでしょうか?

この事業領域は当社が切り開いている最中で、他社はほとんど参入していません。様々な事業者から様々なタイトルを買い取っています。

-参入障壁は高いのでしょうか?

当社が独自に持っている相互送客ネットワークという集客基盤があります。スマホゲーム業界の35社と提携して、タイトル同士でユーザーを送り合う仕組みを作っています。

それを当社が中核になって運営しており、そこにあるタイトルのアクティブユーザーが減らず、増えていく構造を作り上げています。

他の方がやろうとしてもこのネットワークがないので、集客にコストが掛かってしまいます。我々はコストを掛けずにユーザーベースが作ることができる点で大きな優位性があります。

-相互送客ネットワークを作る際に注力したポイントはありますか?

これは徹底的にコツコツやっていくことでした。相互送客ネットワークは、例えばゲームAとゲームBが500人ずつ一週間で送り合いましょうと約束し、相互に送客するというものです。

これをまず一対一で行い、少しずつ増やしていきました。15社ぐらいになった時、別の会社同士でもやっていく取り組みを始めました。

だんだん成果が出て、現在は35社、50数タイトルまできました。特別なことをしたわけではなく、コツコツと早い時期から着手したということです。

創業前から人の資産があるかないかで起業後のスピード感が変わる

-起業した経緯を教えていただけますか?

9年前の話ですが、起業したのは31歳の時です。小学生の頃から松下幸之助に憧れていて、松下幸之助のようになりたいと思っていました。

経営者になるには経営学部のある大学へ行かなければと思い、逆算して自分が起業できる能力を身につける道筋をたどっていったのが学生時代までの話です。

学生時代はあるベンチャー企業にアルバイトとして携わっていました。そのままベンチャーへの就職を考えたのですが、一度社会の勉強をしたいと思い、組織を一番大きく強く作っている事業会社であったNTTを選び、インターネット領域の事業開発の仕事をしました。

インターネットの仕事をしているとNTTの中だけでは飽きたらなくなり、社外の仲間を募って2006年に起業しました。

-起業のための準備はどのようなことをされたのでしょうか?

仲間を増やしたという一言に尽きます。インターネットが広がっていく時期だったので、ネットに興味がある人が多い時期でした。

毎月1回、80人~150人が集まるカンファレンスを運営していました。その時々のテーマを設定して、講義とディスカッションする場を行っていました。

カンファレンスを開催していると、だんだんとコミュニティになってきて、その運営者になりました。そのコミュニティで出会った人同士が起業したり、そこに集まった人が私にとっての味方や仲間になっていきました

これが起業準備として一番やってよかったことです。創業の一年半前頃から行いました。起業時の半数以上のメンバーをカンファレンスで見つけましたし、創業9ヶ月後に最初のファイナンスをしていますが、投資家とお会いしたのもカンファレンスの場でした。

起業して間もない頃は人との接点がすべてです。その時期に創業前から人の資産があるかないかでその後のスピード感はぜんぜん違うと感じました。

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