今やハンバーガーは世界中で愛されています。
日本でも、マクドナルドやモスバーガーなど、あらゆるところでハンバーガーチェーン店が目に入ってきます。
だから、”普通のハンバーガー”には飽きを感じている人が多いのではないでしょうか?
そんな中アメリカでは、高級ハンバーガーチェーン店「smash burger」が注目を集めています。
なぜ高級なハンバーガーがよく売れているのでしょうか?その秘密に迫ります。

Smashburgerとは?

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出典: http://smashburger.com
smash burgerは、2007年にTom Ryan氏によって創業されたハンバーガーチェーン店です。アメリカのコロラド州にあるデンバーという都市の小さな店舗からスタートしました。
オーダーを受けてから作り始めるバーガーは、冷凍でないアンガスビーフを使っているのが特長です。鉄板に重しで焼き付けて(smash)、グリルされます。これがsmash burgerの名前の由来にもなっています。
アメリカのハンバーガー市場においては、新しいコンセプトはすでに出尽くした感があるにもかかわらず、新規参入者が後を断たず、競争は激化しています。
ハンバーガー市場は、高級ハンバーガーショップだけを見ても2009年の64億ドルから2019年には121億ドル規模にまで成長すると見込まれているようです。
このように競争が激しい市場において急成長を遂げ、これから”成功するであろう”と囁かれているsmash burgerですが、日本には現在のところ進出していません。
今後日本に出店した場合、既存ハンバーガーチェーンの脅威となりうるsmash burgerの魅力について、以下で見ていきましょう。

Smashburgerとマクドナルドの違いは?

創業者のTom Ryan氏は、2012年のBBCニュースのインタビューで次のように語っています。
多くの人が『アメリカのバーガー業界は(競争が出来ない程)飽和しすぎて新規参入者には向かない』と言ったけれど、私は確信していたよ、競争の余地が、既存の企業より相当な高品質を提供する新しいバーガーチェーン店にはあったとね。
ここで、業績悪化が報じられるも依然マーケットリーダーとして圧倒的な勢力を持つ「マクドナルド」との違いについて、価格とメニューの種類の観点から比較してみたいと思います。
【価格】
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出典: http://smashburger.com/eat/menu/
価格に関しては、マクドナルドと比べると全体的に高価です。
マクドナルドでは100円マックというものが存在しているため、ハンバーガーは100円で食べることができます。
それに対しsmashburgerは、一番安いハンバーガーで4.99ドル(約600円)と非常に高価です。
高価な理由としては、新鮮な食材にこだわり、日本でいうモスバーガーのように注文を受けてから作るというスタイルをとっているからです。
そのため、高価ではありますが、味の点ではsmash burgerの方が断然優位に立っているといえます。
 
【メニューの種類】
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出店:http://smashburger.com/eat/menu/
マクドナルドよりも種類は豊富だといえます。ここで、フライドポテトを例に取り上げてみます。
マクドナルドの場合、最近では「クラシックフライ」や「カーリーポテトフライ」など様々な種類が期間限定で登場しますが、ノーマルなフライドポテトに関しては基本的に塩味の一種類です。
それに対しsmash burgerは、塩味はもちろんのこと、「スイートポテトフライ」といった甘いフライドポテトが常時購入できます。またポテトだけでなく、オニオンリングや日本ではあまり見られないピクルスのフライもあり、種類が豊富です。
また、州ごとに独自のバーガーがひとつあるのも特徴のようで、例えばラスベガスでは「Sin City smashburger」と名づけられた目玉焼き・ベーコン・グリルしたオニオンなどが入ったバーガーがあるようです。
smash burgerが急成長した要因は、やはりハンバーガーを高級化し、今までのイメージを変えた点にあると言えるでしょう。
マクドナルドのハンバーガーに慣れしてしまった人々にとっては、種類も豊富で新鮮なハンバーガー魅力的に感じられるのです。
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出典:http://www.fctimes.jp/current/y11m04/042211_1.html
日本には現在多くのハンバーガー店がありますが、そのほとんどがマクドナルドです。そのため、マクドナルドに飽きてしまった人もいるはずです。
慣れてしまった層に対する、smash burgerの高級ハンバーガー路線というのは、現在の日本では有効だと言えます。
そういった日本のハンバーガー市場の動きや高級志向の表れなどに乗り、高級志向の”マクドナルド・キラー”と呼ばれる「シェイク・シャック」や「カールスジュニア」が上陸するなど、日本進出が盛んに繰り広げられています。
飽和状態にある市場であっても、徹底的にターゲットを絞ることで、ある一部の人に”刺さる”商品を生み出していくことができるのだということが、このsmash burgerの例からわかります。飽和状態であっても、自分のやりたいことを信じてチャレンジすることが必要なのです。
今後、高級ハンバーガーの日本進出がより激化してくると予想されます。日本国内のハンバーガー市場はどのように変化していくのか、非常に楽しみです。
 
smash burgerについての詳細はこちら
 
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