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起業の決断

起業の決断

BAKE・長沼真太郎代表:日本最大級の宅配スイーツ「きのとや」から独立、洋菓子スタートアップの今後の展開【前編】

今回のインタビューは、株式会社BAKEの代表取締役CEOである、長沼真太郎さんに「「PICTcake(ピクトケーキ)」誕生の背景」「2つのターニングポイント」「今後の展開」についてお話を伺いました。

(インタビュアー:菅野雄太、撮影者:須澤壮太)

【経歴】

1986 年北海道札幌市生まれ。札幌の洋菓子店「きのとや」の長男として生まれ、幼い頃から経営者である父の姿を見て育つ。大学卒業後は商社に入社し食品事業部に従事。その後、単身上海で起業を目指すも失敗し、父親の会社であるきのとやへ入社。BAKE CHEESETART の原点となる店舗を企画し大成功を得て、2013 年にBAKEを起業。2014年2月のBAKE CHEESETARTのローンチを機に、クロッカンシューザクザクやPICTCAKEといったブランドを展開し急成長している。

 

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BAKEの事業内容

BAKEでは、お菓子に関するブランドをたくさん持っています。

大きく分けると、オンライン系のサービスとリアル店舗のサービスの両方をやっていて、店舗では焼きたてチーズタルトの専門店と焼きたてシュークリームの専門店「ZAKUZAKU(ザクザク)」を出店しています。

オンラインでは「PICTcake(ピクトケーキ)」というカスタマイズ写真ケーキ専門店と、チョコレートのカスタマイズのECサイト、この4つのブランドを展開しています。

基本的にはそういった、ニッチでヴァーティカルなブランドを展開しています。

 

一番最初は2013年の4月に原宿で事業を始めましたが、その時は、今はもうない「クリックオンケーキ」という、デコレーションケーキのECサイトを1人でやっていました

もちろん私はお菓子をつくれないので、北海道の私の父親が運営するケーキ屋に製造を請け負ってもらう形で、私のほうではネット運営やマーケティング企画をして、北海道から発送してもらうようなビジネスモデルでスタートしました。

「PICTcake(ピクトケーキ)」誕生の背景

「クリックオンケーキ」をやっていましたが、全く売れませんでした。1日大体4、5件の注文は入っていたのですが、1個5,000円程で販売していたので、大体1日の売り上げは2万円くらいでした。

「これではもたないな」と思い、日々どうしたらいいかと考えていたのですが、その時にたまたま知り合いと話す機会があって、「ついこの前、ネットでケーキを頼んだ」と話していたのでどんなケーキを頼んだのかと聞いたところ、写真ケーキを頼んだと言っていました。

すごく小さなお店がやっているケーキ屋さんの写真ケーキをネットで頼んだと言うのでそのウェブサイトを見ると、スタイルからデザインから、すべて「勝てるんじゃないかな」と思ってしまったんです

そこで「すぐに写真ケーキをやりたい」と思って、まずはクリックオンケーキ内でピクトケーキというケーキの種類を増やしたというのが始まりです。

 

もともと私は2年半前に今の事業を始める前に、父の「きのとや」というケーキ屋で働いていたんです。

新千歳空港の店舗の立て直し命じられてそこの店長をやっているときに、色々な種類を売っているお菓子の中の1つがチーズタルトでした。

もともと小さい頃から父がつくるチーズタルトが大好きで、その店舗の店長になったときも「チーズタルトをどうやって売っていくのか」をずっと考えていて。

そこから店をチーズタルトの専門店に変えて売り方も変えると、凄く良く売れるようになっていきました

 

その店がある程度成功してからクリックオンケーキを始めたという経緯があるので、初めてのことではありませんでした。

自分の会社ではケーキの宅配だけではなくリアル店舗もやりたいと思っていたときに、ちょうどたまたま物件が新宿のルミネエストにあったので、店舗を始めたという経緯です。

会社を始めたのが2013年の4月頃で、リアル店舗を始めたのが2014年の2月でした。

シュークリーム店を開始した経緯

チーズタルト屋を2月18日に始めて、シュークリームのお店は、そこから約半年後に始めました。

もともとお菓子屋のビジネスは流行り廃りが激しいと思っていたので、いろんな新しいブランドをどんどん出す必要があると思っていました。

なので、チーズタルトがそこまでうまくいっていない間から準備を始めて、たまたま物件をもらったので始めました。

 

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