みなさんはYelpというウェブサイトをご存知ですか?
それは、現地民だけでなく観光客からも人気のローカルビジネスが掲載されているオンラインコミュニティで、利用者がそれぞれ書き込みができる仕組みになっています。
今回は、そんなYelp共同創業者のJeremy Stoppelman氏をご紹介します。
短い人生の中でやり尽くす
Stoppelman氏は弁護士の父と英語教師の母のもとワシントン州バージニアで生まれ育ちました。
高校卒業後は数社でエンジニアなどのポジションを経て、Paypalにてバイスプレジデントエンジニアとして活躍中、2003年に同社がeBayに買収されるタイミングでハーバード大学に通学することを決めました。
在学中に、Paypal時代から知り合いであったLevchin氏の強い誘いがあり、1年後Lavchin氏のMRL Venturesでのインターンとなり、ここでYelpのアイディアが生まれることになります。
実は彼は、学生時代に2歳年上のお兄さんを突然死により目の前で亡くしています。
この経験が「人生は短い。できる限りのことをやり尽くそう」という信念を作り出したといいます。
自分の経験からニーズを発見し、ビジネスへ繋げる
Yelpのアイディアとなったのは、外出先でインフルエンザにかかったことでした。地元の腕の良い医者の情報を知るのに大変苦労した経験から、このサービスを思いついたのです。
良いレビューを得るために広告費を高く販売しようとしたり、レビューを書き換えたりしているのではという批判を受たりもしています。
しかしYelpはユーザーの心を掴み、今では15カ国語で世界ヵ国で7000万以上の利用者の人気サイトとなっています。
PayPal Mafiaの一員
PayPalMafiaとは、多くの元従業員や創業者で、退社後独立し数々の成功ビジネスモデルを作り上げてきた人物たちをいいます。
まさに時代の流れを変えるほどの新風を巻き起こしてきた彼ら。
Stoppelman氏もその一人となっています。
まとめ
いかがでしたか?
数多くのライバルが存在するローカルビジネスサイトの中で数カ国語の複数のマーケットで成功しているYelp。
「人々と素敵なローカルビジネスを繋げる」ため成長を続けているYelpに、要注目です!
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