最近では学生のうちから起業する女性も増えましたが、以前から主婦層が個人事業を営むというケースが一定数あります。
今回ご紹介する浅窪氏は、子育て中の体調不良を経験した女性ならではの視点を持ち合わせています。
『あったかハート』の名でアロマ・ハーブ・フラワーエッセンスなどの自然療法の教室を開業している浅窪豊子氏の魅力に迫ります。
自然療法との出会い
“娘には、生まれつき知的障がいがあります。
娘の障がいをなかなか受け入れられなくて、今よりもっともっと日々の生活が大変で子育てが辛かった頃、
アロマテラピーやハーブなどの自然療法に出会いました。
自然の優しい香りを生活に取り入れていくうちに、心もからだも癒されていくのを感じました“
浅窪氏は子育てのストレスから体調を崩してしまい、その時にアロマテラピーやメディカルハーブに出会ったそうです。
子どもを育てるなかで悩んだ女性が見つけたアロマテラピーやメディカルハーブが今では多くの人を救っています。
君がやっていることは趣味
“材料の仕入れ代を家計から借りることも多く、
主人に「君がやっているのは仕事じゃなく趣味って言うんだよ。利益を出せないのなら、家計のためにもパートに出てくれないか」
と言われ、とても悔しい思いをしたことがあります”
不調に苦しむ方々のために始めた仕事ですが、家族や周囲の人からも認められるためには、利益を出さなければならないと痛感したと振り返っています。
起業したプロとして
“仕事として続ける以上、最低でもパートに出ているくらいのお給料はきちんと出そうと自分で決めたことが、
本当の意味でのプロとしてのスタートラインだった気がします“
今では、ご家族が仕事を応援してくれているそうです。また、最近では起業したいという女性からの相談も多くなっているそうです。
まとめ
“とにかく、「ご自分のやりたいことをやってみてほしい」と思います。
せっかく時間もお金も使って資格をとったのに、資格がとれたら起業しようと夢を持っていたはずなのに、
いざ始めてみたら、「失敗したら恥ずかしい」とか、「私なんかに出来るはずがない」などと、
不安や恐れにとらわれてブレーキをかけてしまう方がたくさんいらっしゃるような気がします“
浅窪氏は仕事をすることと家族を幸せにすることを見事に両立していて、起業したい女性に向けて、本当にやりたいことは出来るはずだと語っています。
彼女を見ると、自分がやりたいことなら本当に実現できるのだということがわかります。
ぜひ参考にしてください。