株式会社Akatsukiは「サウザンドメモリーズ」やバンダイナムコゲームスとの共同タイトル「テイルズオブリンク」などのヒット作を開発している会社です。
今回はAkatsukiというゲーム会社がどんな会社なのか、まとめてみました。
起業するパートナーは決めていた
ディー・エヌ・エー出身の塩田元規氏とアクセンチュア出身の香田哲郎氏はワークスアプリケーションズのインターンシップでの同期でした。
塩田氏は当時から香田氏を起業する際のパートナーとして考えていたそうです。
2010年、共同創業者の2人が久しぶりに会ったその日がAkatsuki創業の一歩目となりました。
創立5年目で海外進出の本格化へ
Akatsukiは2010年の創業当初、GREEやMobageのプラットフォーム向けにソーシャルゲームを開発していました。
2012年には、現在のスマートフォンゲーム市場へと事業内容の舵取りを変更し、「シンデレラシリーズ」や「サウザンドメモリーズ」などのヒット作を生み出しています。
2014年にはグロービスキャピタルパートナーとリンクアンドモチベーションを引受先として14億円の第三者割当増資を行いました。
この増資により、開発体制の強化、TVCMを含めた広告宣伝の強化、台湾法人設立などの海外進出を進めるなど、積極的な事業投資を行う方針です。
2014年6月には台湾に子会社「暁数碼股份有限公司」(英文名Akatsuki Taiwan Inc.)を設立。香田氏が代表に就任しています。
子会社では企画から開発までワンストップで行う環境を整え、事業内容を中国語圏へのゲーム開発に絞っています。
また、グロービスからは戦略面・財務面等の支援を、リンクアンドモチベーションからは人材に関する支援を受けるなど、今回の増資では資金面以外からの価値創造にも取り組んでいるようです。
徹底して人と向き合う姿勢が成長の源泉
Akatsukiは規模・リリースした作品の数の点では、競合他社と比べて決して多くありません。
しかし、2014年の純利益は昨年比10倍という成長をしています。この理由を創業者の塩田氏は「人・組織」の強さだと言っています。
朝のコミュニケーションタイム、毎月の全社パーティ、3ヵ月に1度の合宿など、徹底して人と向き合う姿勢が成長の源泉となっています。
採用はポテンシャルを重視
Akatsukiではエンジニア、デザイナー、ディレクター職での採用を募集しています。Akatsukiは平均年齢28.5歳の若い会社です。
採用後は1~2週間の研修で技術的知識や考え方を学び、その後は外部講師を招いての定期的な勉強会等でスキルアップを図っています。
採用では、即戦力より長期的なスパンでの成長力を期待出来る方を求めています。
Akatsukiはグローバルな事業展開を視野にいれています。
海外で働きたい、という思いを持っている方も受け入れています。
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まとめ
Akatsukiでは2014年の大型調達を受けて、積極的な採用を行い、来年を目途に現在のスタッフを倍増させる予定です。
この増資では台湾に子会社を設立するなど、海外でのグローバル展開の拠点を作っています。
スマートフォンゲーム市場は現在国内外で数十パーセントの成長をしている市場です。
これからAkatsukiを志望し、入社される方は新しい事業や海外拠点での事業を任される、これからのAkatsukiを創っていく方達でしょう。