8月13日、QRコード翻訳の株式会社PIJIN(以下、ピジン)は、三井物産を引受先とする第三者割当増資を実施した。調達額は3,000万円。ピジンは”QR Translator”を通じて、観光事業の地域活性化を目指す。
ピジンは「ITの力で世界を言語バリアフリーにする」というミッションを掲げ、QRコードを多言語に翻訳するソリューションサービス「QR Translator」を提供している。ユーザー端末の言語設定を認識し、翻訳文を表示させる仕組みであり、日本ではすでに特許を取得し、国際出願も完了しているようだ。会社の設立は2011年1月、本社は東京都港区六本木にあり、代表取締役は高岡謙二氏である。
直接投資をした三井物産は国内地域への貢献に注力しており、QR Translatorを活用し、観光事業の活性化を図るためピジンに出資した。スマートデバイスの普及により、自動認識技術の向上はますます必要とされる分野だと思う。ピジンの今後の成長を期待したい。

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