YouTuberの年収~世界との比較
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マックスむらい、ヒキカン、はじめしゃちょー...この名前を聞いてピンとくる方もいらっしゃるでしょう。
彼らは人気YouTuberです。マックス村井は一時期、CMにも登場していたので、テレビで見かけたこともあるかもしれません。
Youtuberがメディアに露出した際に話題になったのが、彼らの年収です。視聴数に応じて、YouTubeから支払われる報酬は膨大な金額に上り、マックスむらいに至っては、1億円を超えると言われています。
マックスむらいの場合、テレビゲームの実況を行う動画をYouTubeにアップするのがメインです。「それで1億円以上の年収は法外だ」と言う声もありましたが、アメリカでは年収4億円以上の報酬をYouTubeから受け取っている人気YouTuberがいます。
フォーブス誌が毎年行う30歳未満の重要人物を選ぶ「30 under 30」を受賞したJordan Maron氏がそういった人たちの一人です。
19億Viewを獲得する“CaptainSparklez”
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Maron氏はもともとゲーム会社 Machinima社の一社員でした。
2010年に“CaptainSparklez”の名前で、YouTuberとして頭角を現します。Machinima社を退社して、YouTuberに専念したMaron氏は“Minecraft”というゲームを題材にした動画で人気が出ました。
彼は“Minecraft”の実況や解説に留まらず、アニメ調パロディーの“Minecraft”のミュージックビデオまで作製します。さらに人気が上昇したMaron氏は、Agar.ioやGarry's Modというゲームでも同じように動画制作を行います。
活動の場を広げるMaron氏は、“CaptainSparklez2”というYouTubeチャンネルを開設し、視聴者数を増やします。現在では、19億Viewを獲得するまでになったMaron氏の年収は、YouTuberとしての活動だけで、4億円以上と言われています。
23歳、マロン氏の挑戦
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YouTuberとして不動の地位を築いたMaron氏。彼はゲーム会社XREAL社を共同で起業します。若干23歳のMaron氏は、XREAL社で新たなチャレンジを行い、順調に成長しています。その点に注目したフォーブス社が、今年の「30 under 30」にMaron氏を選出した理由です。
「30 under 30」を受賞した際、Maron氏は“全く予想していなかった”とコメントを出しており、関係者も「意外だ」と素直な感想を述べています。
「30 under 30」受賞の少し前、Maron氏がメディアを賑わせた話題があります。カルフォルニア・ハリウッドヒルズに豪邸を建てた件です。2015年秋、各メディアが争って報じたこの一件ですが、ビデオクリップのみでハリウッドを見渡せる丘の上に豪邸を建てたMaron氏は、一躍アメリカン・ドリームの成功者として取り上げられました。
周囲を巻き込む力と、一歩先を行く先見性
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Maron氏の成功から、我々の身近なところにもビジネスチャンスが広がっていることが伝わってくると思います。
YouTubeの創成期、動画を投稿するのはピュアに趣味のものが主流でした。視聴数に応じて報酬が払われるようになり、そこにビジネスチャンスを見出したのが、Maron氏のようなYouTuberです。
現在では、競争が一層激しいYouTuberの世界ですが、根強い人気を誇るMaron氏にはコアなファンが付いています。
この強みを生かして、ゲーム会社XREAL社を立ち上げたMaron氏は、皆より常に一歩先を行っているように思えます。自身の強みを活かし、誰よりも先に仕掛けること。これがMaron氏の成功の理由だと思います。