今回取材いたしましたのは、株式会社だんきちの代表取締役CEO、与島大樹さんです。
スポーツのオンラインレッスンサービスを提供しています。
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インタビューを通じて、事業に対するチャレンジ精神とスピード感を大切にしているのが伝わってきました。

(インタビュアー:渡川ゆり子)

経験・考え

やる意義を見つけること

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-学生時代の過ごし方、起業を志されたきっかけを教えてください
高校までは野球漬けの毎日でした。
野球のために生活していたので、引退してからぽっかり穴が開いたような感じでしたね。
次は何をしようと考えたときに出てきたのが「起業」でした。
もともと親が自営業をしていたことも、起業するきっかけになりました。
ほんとに0からのスタートでした。
-このサービスを選んだ理由について教えてください
野球部の後輩が亡くなったんです。
いろんな遺品を仲間と見返しているときに 、
彼との思い出を何よりも鮮明に思い出せたのが動画でした。
その時ビビッとときましたね。
スマホ1つで動画をとって共有できる時代です。
思い出として振り返ったり、共有して楽しむだけでなく、
技術向上の一環としても動画が使えるのではと思いつきました。
まだ誰もやっていないなら、自分たちがやるべきだ!と。
自分がやる意義がこのサービスにはあると感じました。
-起業に向けてどんな取り組みをされましたか?
起業する前に、コンサルティングの会社に就職していました。
吸収できる部分は吸収して、起業するための土台作りの場にもなりました。
職業柄いろんな企業の数字の内部が見られることもあって、
いくつかの成功パターンを漠然とわかるようになりました。
自分の中である程度こうやったらいけるという知識を蓄えた上での独立でした。
この経験が飲食店の立ち上げにも活きました。
一方で、社会人との人脈作りはまったくやっていませんでしたね。
今でもビジネスライクな人脈作りは不要だと思っています。
信念を持って事業を進めていれば、必要なタイミングで必要な方々と出会えると思っているので。

仕事観・職業観

やりたいことだから、楽しんでできる

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-起業に対する考えをお聞かせください
就職と違って、自由に選択できる分、責任が大きいですね。
いろんな苦労があると思いますが、挑戦している限り苦労はつきもので、
それを苦痛ととらえるかどうかだと思います。
僕はそれを楽しんでやっています。
-楽しんでやれる理由は?
苦労を乗り越えるたびに、自分が作りたいサービスに近づいている実感があるからです。
自分たちのサービスを喜んでくれるユーザーにも元気をもらえますね。
-そのまま就職していようと思ったことは?
もちろん退職して起業するかどうか悩んだ時期もありました。
人って周りに流されるものだと思っているので、
事前にそうならないための環境づくりを意識して作っていましたね。
自分のやりたい意欲が薄れていくのがもったいないと思っていたので、
そこは意識していました。
-学生起業についてはどのようにお考えですか?
メリットしかないと思いますね。
迷っているなら絶対やるべきです。
僕が学生のころはフリーマーケットとかやっていました。
今考えるとお遊びに近いですが、お金を得ることの面白さや新鮮さを見つけました。
「次はどうやるか」とブラッシュアップするのも楽しくて。
今の時代、お金をかけなくても、1人で稼ぐ手段は見つけられます。
そこで得た経験は起業するかどうかに関わらず、絶対活きるはずです。
自分が考えて行動したことは絶対経験になりますから。
-ご自身の考えに影響を与えた書籍や経営者はいらっしゃいますか?
スルガ銀行の岡野喜多郎さん、シャープの早川徳次さんですね。
お二人とも関東大震災で被災されて、家族をなくされたり、
今まで築き上げたものがなくなったりしたんです。
自分が一瞬ですべてを失った時に、果たしてそこで立ち上がれるのかと。
そんな中で0から立ち上げ大企業になるまでには、並大抵の苦労じゃできないし、
バイタリティーがすごいなと感銘を受けました。
自分もやるしかないなと後押ししてくれるんですよね。
「私の考え方」という早川徳次さんの書籍はよかったですよ。
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