次で最後、ビジネスプランを完成させよう‼
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サードキャンバス-外部環境とビジネスをつなげてみよう
<競合のビジネスモデル>
実は、ビジネスモデルキャンバスを効果的に使える1つの方法が競合分析です。
もちろん知ることのできない内部情報などもあるでしょうが、より客観的に、既に完成(実施)されているビジネスモデルのキャンバスを描くことは、情報収集の点でも、アイデア作りの点でも非常に効果的です。
描き方に関しては特別なことはありません。
モデルの構造がわかったら、参考にできる所は盗み、攻撃できそうな所は有効活用していきましょう。
<外部分析を通して、シナリオを検討する>
外部環境分析といえば、SWOT分析です。
外部分析におけるコツとしては、「シナリオを想定する」ことがあげられます。
どの外部環境が、どういうロジックで自社に影響を与えるのか、シナリオを描くように考えてみましょう。
<いざ、サードキャンバス>
競合のビジネスモデルと外部環境のシナリオを手に入れたら、次にやることはもちろんキャンバスへのアップデートです。
サードキャンバスともなると、ずいぶんと発展したキャンバスになっているのではないでしょうか。
ビジネスモデルキャンバスはもともと、要素間の関係性を表したものです。
そのため、この段階では1つの項目の変化がほかの項目にも影響してきます。
ビジネス全体が有機的に動いているのが実感できるでしょう。
また、サードキャンバスを描くときのコツとして、網羅的にすることを意識しすぎず、むしろ焦点を絞っていくことが好まれます。
ビジネスモデルキャンバスはちゃんと役に立つ
ビジネスモデルキャンバスは、ビジネスモデルに関する情報をまとめるツールです。
ファーストキャンバスは粗めに、セカンドキャンバスは顧客の情報をくわえて、サードキャンバスで外部環境と繋げます。
ビジネスモデルキャンバスはそれだけでは限られた効果しか発揮しないかもしれませんが、他の分析手法も組み合わせながら使えば非常に効果的なツールです。
ぜひ役立ててみてください。
失敗は知識で回避できる
いかがでしょうか。ビジネスモデルキャンバスを正確にかつ愚直に書き上げることで、起業する時の羅針盤になりそうだと実感していただけたでしょうか。
起業するにしても経営するにしても、やってみて体験し、回復できないまでダメージを受け失敗するケースは少なくありません。
例えば、ビジネスモデルキャンバスを知り作ってみたが、アップデートを怠り、競合他社に対する戦略を練りきれずに事業が縮小してまうケースです。
たかが1つのフレームワークでも、やらない危険性の方が高いことはここまで読んだ皆さんならご理解いただけると思います。
この記事でビジネスモデルキャンバスを学び、自身のビジネスモデルを可視化することの重要性を認識したため、皆さんの失敗のリスクは少しヘッジされた状態になっています。
起業というのは、どうやって成功させるか、よりもどうやって失敗を避けるかという点に着目することが大変重要です。
取り返しのつかない失敗は、常日頃身近に潜んでいます。
それは得てして、知っていれば防ぐことのできる失敗です。
その”知っていれば起きない失敗”を防ぐために、起業tvを運営する株式会社アントレプレナーファクトリーと世界で5万シェアされた起業家のためのスライド「Startup Science」、Amazonビジネス経書部門で33週連続売上1位「起業の科学」著者田所雅之氏がタッグを組んで、新規事業を立ち上げるための知識を詰め込んだサービスを開発しました。
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