世界一を目指す家電ベンチャー「cado」の強みとは?
『cado』の強みとは?
出典:http://cado.co.jp/products/ap/c100.html
CTKの一号機は性能が高い反面、デザインに課題を抱えていました。
そんな時に知人の紹介で出会ったのが、現在カドーの副社長を務めている鈴木健氏でした。当時東芝から独立し、『amadana』ブランドのデザインなどを手がけていた彼は、CTKとは反対で、デザインはできるものの製品の性能面で課題を抱えていました。
ここでニーズと供給がマッチした古賀氏と鈴木氏によって立ち上げられたのが、このカドーでした。
彼らは、さまざまな制約が多い大手家電メーカーで果たせなかった夢を実現すべく、もっと自由で柔軟な発想で、技術と美しさと心がこもったものづくりを意識して開発しています。
例えば、同社の製品は説明書を読まなくても操作できるシンプルな機能になっていたり、アロマトレーを搭載することでその時の気分に合った香りを楽しんだりすることができます。
製品に魂を込めてつくることでオーラが出るという古賀氏は、魂を込めるための仕組みとして以下のように語っています。
”少人数体制で開発をすることです。
私は、そのような、少人数で取り組んで最大の効果を出す仕事のやり方を「スモール・イズ・ビューティフル」と呼んでいます。当社の開発は、常に4〜5人の少人数体制で行われています”
このように、大手家電メーカーでは大量生産や採算性などを重視して実現できなかったものが、ベンチャー企業ならではの少人数体制によって可能となっているのです。
まとめ
カドーは大手家電メーカーでは真似のできないような、設置する場所・高さ・操作性・安全性など細かな気配りを行い、使いやすさを検証しながら、インテリアとしても使えるデザインや機能を持たせた製品づくりをしています。
いつまでも安心して使用できる本物の「メイド・イン・ジャパン」製品で世界を凌駕している、カドーのこれからの展開にも要注目です。
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