12月25日、バングラデシュでオフショア開発事業を展開する株式会社 BJITは3億円の資金調達を実施した。出資者は明らかにされていない。調達した資金はエンジニア体制の強化と事業領域の拡大に充てられる見込み。
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ライターの視点
今回資金調達を行ったBJITはバングラデシュでオフショア開発事業を展開しています。
バングラデシュは、中国やインドに次ぐ、新たなオフショア開発先として注目を浴びており、政府がITを繊維業に次ぐ第二の柱とすべく「デジタルバングラデシュ」構想を掲げるほど、ITが盛んに行われています。
BJITは、今後バングラデシュのエンジニア体制を、2015年度までに約 500 名に増員し、2020 年には 5,000 名の体制を目指しているようです。
また、欧州向けのフィンランド拠点、東南アジア向けのシンガポール拠点に加え、北米向けの拠点として米国シリコンバレーにおける海外展開も視野に入れています。
さらに、バングラデシュ国内において IT エンジニアの技術教育機関の設立や、人材採用支援事業などの事業領域拡大に向けた取組みも順次行う計画です。
この分野で十分な実績があり、世界レベルで事業を展開しようとする姿勢が評価されたのでしょう。
ITエンジニアは国内問わず需要があります。
エンジニアなるのも良いですし、その市場に関連した事業を行うも良いでしょう。ぜひ参考にしてください。
会社概要
株式会社 BJITはバングラデシュでオフショア開発事業を展開している。
開発拠点はバングラデシュのダッカにあり、主にスマートフォンアプリやエンタープライズ、webアプリの開発を行っている。他にもオンサイト開発やラボ型開発を行っている。
設立は2004年、本社は東京都中央区にあり、代表取締役は佐藤一雅氏である。