今回のインタビューでは、株式会社WEICの代表取締役社長である内山雄輝さんに「創業時の苦労」「事業拡大のポイント」「今後の展望」などについてお話を伺いました。

(インタビュアー:菅野雄太、撮影者:須澤壮太)

経歴

2004 年 3 月 早稲田大学第一文学部中国語・中国文学専修卒業。同年、WEICを設立
2005 年 2 月 中国市場開拓人材の語学教育をソフトウェアで効率化するeラーニングシステムを開発。
2008 年 8 月 中国上海に現地法人を設立し、日本人及び中国人向けeラーニング語学教育システムと販路 開拓支援事業を展開
2014 年 6 月  SFAとテレマーケティングを融合した新規商談獲得サービスを開始。

中国に携わっていたかった


ポイントは、専門性があるということ、特に中国に携わっていたかったというところです。
もともと早稲田大学の研究所からスタートしている会社なので、その研究成果を外に出す意義もありました。
営業でもっと売れるようにするには、日本人が中国語を英検3級くらいまで話せるようになればだいぶ変わると思い、そういったロジックとITで提供するところから始まりました。

中国人のような強いハートが必要


日本に向けてeランニングシステムを売っていたのですが、最初は売れなくて大変でした。
その後、逆に中国人が日本語を勉強するシステムにして売ろうと考え、中国を回っている時に色々な経験をしました。中国人の人は強いハートを持って営業をしているので、そういった想いが日本人にも必要だということを勉強させてもらいました。
また、ダメだったら何でもチャレンジできたというのが10年間のエピソードです。

「創業を2回しているようなイメージ」


eラーニングの事業をやっていた時は、中国語を勉強する日本人が増えると想定しながらビジネスをやっていました。最初に売れると想定していたのは2008年のオリンピックの時でしたが、その時には売れませんでした。
そこで意気消沈しましたが事業は続け、リーマンショックが終わった2009年に「中国の成長はまだ伸びる」という報道があり、それをきっかけにeラーニング事業が伸びました。
それを背景に売り上げを伸ばし、今やっている営業支援事業をスタートしていきました。ここが伸びたポイントはSalesforceと資本提携して知名度が安定したことです。例えるなら、創業を2回しているようなイメージです。
 
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