「どの人に理解してもらうのか」をブラさない。事業の成長戦略

「どの人に理解してもらうのか」をブラさない

今後、僕たちは当然、日本だけではなくて海外、そして子供や少年に提供していくにあたって、当然彼ら自身がお金を払ってくれるわけではなく、それをちゃんと理解する大人がいて、その人達が彼らのために購入するということを理解する必要があります。
そういった人達の購買心理をそそるために、「Eagle Eye(イーグルアイ)」というソリューションを理解してもらえるようなプレゼンをする。
「どの人に理解してもらうのか」というのを1つの軸としてブラさないようにして展開していきたいと思っています。
 
成長の戦略としては、大きく3つあって。
1つは、日本でクラウドファンディングを行ったように、海外向けのクラウドファンディングに出すというのが1つ。
それから、販売会社を通しての販売というところが1つ。
もう1つ、サッカーというとコミュニティがすごく大事なので、例えば、トップのアスリートの人の方は当然データに対してリテラシーが高いので、その人達が「Eagle Eye(イーグルアイ)っていいよね」となることで彼らが買ってくれるような状態を狙っていこうかなと思っています。
狙うというよりは、理解してもらう、協力してもらうという形で、より多くのアマチュアのアスリート、サッカー選手にとって、このEagle Eyeが馴染みのあるデファクトスタンダードになっていけばいいと思っています。
 
僕たちはあまりデバイスで儲けようとは思っていないので、「とりあえず持っていてください」と言いたいです。あとはサービスの部分でどんどんアップデートしていきますので。
それが実現できれば、2020年とか2022年にトップのフィールドでサッカーをやっている人達が、「実は最初、イーグルアイを使ってたんだよね」というような状況を実現できるのかなと。そういうところを狙って成長していけたらと思っています。

読者に向けてのメッセージ

僕たちはまだまだスタートアップ1年半で、まもなく正規のリリースをするんですが、会社はちょっと変わっていて、リモートワークが基本でフルタイムで働いている人がほとんどいません
自分の強みを活かして、色々な会社で働いている人も多いです。開発の人であれば、開発スキルを活かして他の会社でも仕事をしている場合もあります。
そういった、自分のワンスキル・ツースキルを色々な会社で活かしたいという人は、当然弊社をメインでやってほしいとは思っているんですが、やりながら他の会社でも業務をして、自分の一番いいところを活かせるような環境を作っていってほしいと思います。
それで楽しんで仕事をしてもらえたらと思っていますので、フリーランスでもいいですし、どこかの兼業可の会社に属している人でもいいですし、何か1個成し遂げたいなと思う人はぜひ声をかけてもらえればと思います。
アップパフォーマ・山田修平CEOがファーストリテイリングで学んだ事「製品を通してしか想いは伝わらない」【後編】はこちら

(インタビュアー:菅野雄太、撮影者:柏原陽太)

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