>サービスに対する反響とは?
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サービスに対する反響
「いい想定外」になるんですが、こんなに多くの学生に使ってもらえるとは思っていなかったです。
今、10店舗を営業しているんですが、1日2,500人の学生が出入りする空間になっていて、これはいい想定外です。
同志社店でいうと、キャンパスに入る半分の学生が実はもう会員登録が終わっている状態で、そういう意味では知らない人は大分減ってきたと思っています。
「知るカフェ」の2つの成功要因
大きく2つあって、1つ目はやっぱり場所。僕は非常に立地にこだわっていて、大学から1、2分のエリアに絶対店舗を構えます。それは足を運びやすいという点で広がってきました。
2つ目は、大人の発想ではなく学生から本当に必要にニーズを吸い上げてサービス全部つくっていますので、いわゆる口コミの力が大きいということです。そこから広がっていくのが「知るカフェ」の特徴かなとは思います。
実は店舗ごとにサービスをローカライズさせていて、例えば慶応店のトイレにはマウスウォッシュがあるんですが、これもう慶応生からの「慶応生には要る」というニーズから置いています(笑)。
こういった店舗ごとのサービスも、流行る理由かもしれないです。
京都衣笠の新店舗について
衣笠店に関しては、正門から2分のところにあり道路沿いになっているので、”入りやすい空間”というのをコンセプトにしています。
道路側の壁は全部ガラスになっていて、テラスのような形で使ってもらうというのは11店舗で唯一の店舗ですので、いろんな学生に足を運んでいただければと思っています。
「エンリッション」という社名の意味
「エンリッション」の由来は、「enrich」という、「人を豊かにする」という英単語と、「impression」という「感銘を与える(impress)」という言葉を選んでいます。
学生が将来の選択肢を広げていけるような情報をどんどん提供していきたいというのが「知るカフェ」のコンセプトでもあり、そのもとでつくった会社ですので、そういった由来になっています。
オフィス移転の目的
国内も店舗展開していきますので、社員は増えていきます。
そこで、やはり本社をもう少し広く構えて、いろんな打ち合わせや商談も幅広くできるようにしたかったのがまず1つあります。
特別に使えるような空間をスタッフにも開放していますので、スタッフの満足度も狙いに入れてつくっています。
今後の展開について
海外での出店も視野に入れ、東南アジアから南アジア、欧米での大学の中もしくは目の前に、「知るカフェ」を展開できるようにどんどん進めています。
起業志望者の方へ
「知るカフェ」の事業からの目線でアドバイスすると、僕はやはり「社会性」が必要だと思っています。
「知るカフェ」は学生にも企業にも喜んでもらっていて、あとは大学側にも喜んでもらっているサービスで、これは非常に珍しいと思っています。
社会性が必要だと思う理由は、「みんな応援してくれる」ということです。
これは社会性なくては実現できないことですし、そうなれば他の会社の方もメディアも手伝ってくれますし、それが自分のやりがいにつながってくると思っています。
エンリッションは、この社会性を非常に重視して事業展開していますので、起業のきっかけがあったときに、その「社会性」という視点も1つ加えていただければ、また違った展開になってくるんじゃないかと思います。
僕も初めはあまり社会性という言葉は好きではありませんでしたが、日本でも海外でもこの「知るカフェ」を説明すると、みんなが「面白いね」と前のめりになってくれます。
そういったサービスはやはり有利だと思っていて、一番に「お金儲け」ではなく「社会性」という、学生の選択肢を広げていくというコンセプトは、皆さんが共感してくれて協力をしてくれる。これは弊社の強みになっています。
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