社会の中でどれだけ価値のある人間になれるかを意識する
社会の中でどれだけ価値のある人間になれるかを意識する
-トップとして、社長として意識されていることはありますか?
この会社で働いているという感覚ではなく、社会の中でどれだけ価値のある人間になっているのかを意識しながら働くことが大事だと思っています。
会社はいつどうなるかわからない、業界や日本もいつどうなるかわかりません。
社会の中で自分の市場価値を高めるためにこの会社で働いているぐらいの感覚を持っていないと、依存型になると思います。
私にとって何かに依存する人間は魅力がないと思います。
自ら生み出すことができ、アウトプットすることができる集団であることが大事だと思います。
一人一人がとても優秀で、社会に価値を提供できるビジネスパーソンの集団が当社であり、その感覚を持つ人こそが評価される会社であってほしいと思います。
それは起業したきっかけの「自立」と繋がっていて、リーダーとして心がけているのは、人・社会人としてどうなのか、20代はどう働くべきなのかなど、自分の大事にしてきた働き方をみんなに伝え続けていることです。
一人ひとりミッションに向かって自由にやればいいと思います。どうありたいかは「土」のようなものです。
綺麗な花を作るには良い土を作ることも経営者の大事な仕事です。
どんな花を作りたいのか、どんな世界観を描きたいのか、全体の絵を描くのが私の仕事です。
全体の世界観を作り、そこに良い種が植えられれば自由に育っていくと思います。
一つの方向性があると、同じ方向に花になり、木になり、それが壮大な森になるという感覚です。
良い人材を採用し、信じて任せることに尽きるのかなと思います。会議でも言葉を出さないですし、皆に任せています。
2020年のスタートラインを目指して
-組織、事業としての戦略を教えていただけますか?
基盤事業、専門事業、新規事業と3つのカテゴリに分けています。
基板事業は人材ビジネス、専門事業はヘルスケアなど、新規事業はWEBと海外です。
それぞれ成長角度が違うので、各カテゴリーにどういう絵を描くか決めており、少しずつ形にしていっています。
2020年をスタートラインと言っていますが、このタイミングでどんな会社になっているべきか、どういう姿であるべきかを細かく決めており、その準備をしています。
4つの事業をどう持っていくか、一人一人責任を持って動いています。
大事なことは小さいベンチャーに入るのではなく、成長し続ける会社なのかを見極めること
-これから起業したいと思っている方やベンチャーで働きたいと思っている方にメッセージをお願いします。
学生起業はとても良いと思います。
成功確率は低いかもしれませんが様々な経験を積めると思うので、自信があれば起業するも良し、後で起業する選択肢でも良いと思います。
本人の意思決定次第なので、ぜひ頑張ってほしいです。
私はベンチャー企業、つまり小規模で将来成長性の高い会社で働くべきだと思っています。
小規模で成長性が高いと仕事の幅がどんどん広がります。一方、小規模で成長性が低いと仕事のスケールが小さく、仕事の中身も変わらない傾向にあります。
そうであれば仕事のスケールが大きい大手企業で働く方が良いと思います。
大事なことは、成長し続ける会社なのかを見極めてベンチャー企業に入ることです。
従業員数100人程度までは社長を見て判断して良いと思います。
人生を共にしようと思える社長を見つけ、たくさんのことを吸収し、その後、独立していくのが良いと思います。
日本を皆さんとともに強く、良くしていきたいと思います。
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