経営者として大切にしていること
経営者として、戦い続けなきゃいけない
たぶん、僕がチャレンジすることを諦めてしまったら、仲間はその10倍ぐらい「してもいいんだ」っていう風になってしまうと思うんですよね。
それは彼らが悪いわけではなく、経営者としての責任があると思っているので「精神的に逃げてはいけない。戦い続けなきゃいけないな」ということを思っています。
あと、ミライセルフでは「スキルや学歴といったものではない新しい軸を作ること」を志にしているので、チーム作りでも、色々なバックグラウンドの人がいて初めてチームを作ることができて、人それぞれのいいところをきちんと伸ばしてレバレッジをかけられるような組織にしたいと思っています。
モチベーションが下がった時の対処法
相対的には、テンションを維持できる方だとは思っています。
あとは、メールやチャットで色々な情報が飛び交っていて、「仲間が働いている」と実感できるので、そういうのは凄くモチベーションの維持につながっている気がしますね。
あとは、ダメだったらとりあえず寝るので、寝て早起きするのがいいかなと思います。
読者へのメッセージ
自分の個人的な意見としては、「起業はわがままなものだ」と実は思っていて。
「これをどうしてもやりたいんだ」「世の中をこうしたいんだ」「もっと自分を表現して、誰かを見返したいんだ」とか、そういったドロッとした想いがあるといいのではないかと思います。
それをそもそも持っていれば、リスクを少なくしていく手段はいっぱいあるので、自分が解決したい問題や成し遂げたい想いを、自分の心の声に耳を澄ませやっていくことが凄く大切なのかなと思っています。
実はそれは、本当は誰しも思っていることなんだろうなと思っているんですよね。
なので、向き不向きというのは全然ないし、そういう想いに耳を澄ませて聞いて、やってみると素晴らしいと思います。
色々大変なことはいっぱいありますが、起業家というのは「自分の人生にオーナーシップを持って生きる」ということが一番できる職業だと思うので、チャレンジしてもらえたら面白いのではないかと思っています。
(インタビュアー:菅野雄太、撮影者:高田梨菜)
ミライセルフ・表孝憲CEO:UCバークレーと京大の知見を活かした転職マッチングサービス「mitsucari」とは【前編】はこちら