世界には、個人投資家として他の企業に投資している経営者もいます。
例えば日本で言えば、ソフトバンクの孫正義氏や楽天の三木谷浩史氏などがいます。
そんな中、今回はFacebookの創業者であるマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏が個人的に投資している4つの企業を紹介します。
Masteryconnect
出典:https://www.masteryconnect.com/
設立:2009年10月1日
本部:ソルトレイクシティ、ユタ州
分野:教育
合計資金調達額:2913万円
MasteryConnectは、世界中の教育者への形成的評価と能力ベースの学習ソリューションを提供しています。
具体的には、先生の事務作業を効率化や各生徒の学習状況や理解度を可視化するサービスです。
出典:https://www.masteryconnect.com/
日本でもQuipperというサービスがあるように、この市場に目をつけている企業が世界には存在します。
無料から利用できるため、競合に比べユーザーに普及しやすいと考えられます。
教育者なら誰もが持つ課題であり、そのニーズに応えるサービスを提供している新たな教育サービスの市場は、将来成長する余地が大幅にあります。
AltSchool
出典:https://www.altschool.com/
設立:2013年
本部:カリフォルニア州サンフランシスコ
分野:教育
合計資金調達額:1億3300万円
AltSchoolは、それぞれ個別の子供にパーソナライズされたプラットフォームとカリキュラムを提供しています。
出典:https://www.altschool.com/
AltSchoolの先生は各地方に在住しているため、オンラインだけでなく、オフラインでの生徒と先生・親と先生の関係も構築できます。
また、学習することを、タスクとしてではなく楽しみや興味関心をそそるものとして提供している点が特長です。
vicarious
出典:http://www.vicarious.com/
設立:2010年
本部:カリフォルニア州サンフランシスコ
分野:ソフトウェア
合計資金調達額:非公開
vicariousは、次世代のAIアルゴリズムの構築をビジョンに掲げ、人工知能の開発を行っています。
出典:http://news.vicarious.com/
アマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)、Yahooの共同創業者ジェリー・ヤンは、Skypeの共同創設者ヤヌスフリスとSalesforceのCEOマーク・ベニオフなどから、人工知能の開発資金の援助を受けています。
このことから、有能な技術者を社内に持った、次世代を担っていく企業であることがうかがえます。
Panorama Education
出典:https://www.panoramaed.com/
設立:2012年
本部:ボストン、マサチューセッツ州
分野:教育
Panorama Educationは、パノラマによる調査・分析を通じて、生徒・教師・家族の相互理解をより深いものにするためのプロダクトを提供しています。
出典:https://www.panoramaed.com/
パノラマによって、信頼性の高い調査データの収集を実現し、結果としてデータから意味のある洞察を行うことができます。
既に6,500の学校に適応されており、350万人以上の学生を支援しています。
マーク・ザッカーバーグが見る未来
以上4つの企業からわかるように、Mark Zuckerberg氏は教育の市場に目を向けていることが分かります。
EdTechというカテゴリーが構築されるほど、教育×ITは熱い市場です。
そこにいち早く目をつけ、企業に投資を行っているMark Zuckerberg氏は、自身の事業領域以外にも目を向け、未来を創造していく1人になるのではないでしょうか。