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起業の決断

起業の決断

文系卒のプログラマー、ビジョンを言語化し周囲を巻き込む :viviane・田辺社長

【経歴】
1989年岡山県生まれ。中学時代にインターネットに可能性を感じ独学でサイト制作を開始。プログラミングを独学し複数のスマートフォン向けWEBサービスを開発するうちに起業を決意、大学在学中の2012年3月に株式会社vivianeを創業。現在は代表取締役を務める。

【事業内容】
vivianeではスマートフォンアプリ・WEBサービスを提供しています。現在はスマートフォン向けにciatr[シアター]を提供しています。ciatr[シアター]は、その時の興味・気分や人のおすすめなどから新しい映画を発見したり、様々な切り口によるまとめによって作品の理解を深めたり、気になった映画や観た映画の感想を簡単にシェアすることができる映画キュレーションメディアです。

(0:10~)
菅野:
大学時代にciatr[シアター](今まで見た映画を簡単に記録し、新しい映画を発見できるサービス)というサービスのプロトタイプが生まれたそうですが、何がキッカケでこのサービスが生まれたのでしょうか。

田辺氏:
ちょうど、その頃からスマホが普及し始めていたので、動画を中心としたエンターテイメントが変わっていくと思いました。(同時に)視聴の仕方も変わっていくだろうと思いました。DVDという媒体中心からストリーミングに移行するだろうなと思ったので、そういったところで自分で何か始めたいと思いました。

(0:45~)
菅野:
元々、田辺さんは文系で、独学でプログラミングを勉強したそうですが、どの点が大変でしたか?また、実際にどのように勉強しましたか?

田辺氏:
最近になって感じることは、その当時は文系であることがポジティブに感じてはいなかったです。理系の方が都合はいいだろうなと。最近はそんなに関係がないということに気付きました。HTMLは独学で、自分でサイトを作っていたので、自然とプログラミングをやろうという流れになりました。特にfacebookなどが日本で知名度が上がってきていた時期なので、作れないと話にならないと思ったことがすごく大きかったです。

(1:43~)
菅野:
起業することに対して不安はありませんでしたか?

田辺氏:
不安はすごく大きくて沢山あったのですが、それは起業に対してというよりは、不安は何をするにしてもあるかなと思っています。就職しても不安だったと思いますし、勿論、就職や起業もしなくても不安だったでしょうし、どこにいっても不安はあったと思うので、ならば起業も同じだろうということです。失敗した時のリスクをイメージして具体的に考えていくと、大してそんなに心配することはないと思いました。下手なことをして借金を背負わない限りはそんなにリスクはないかなと思いましたし、自然に今やりたいことは起業だから起業しようと決めました。

(2:44~)
菅野:
実際、仲間を集めるために工夫したことはありますか?

田辺氏:
ひたすら状況と背景を言語化して、説明することで、自分も整理できるし説得力も増していきます。間違っていたら考え直して、また別の答えを見つけて、「やっぱりこう思う」という説明をして、「だから一緒にやろう」という感じで、とにかく説得して、誘って、巻き込んでいくということですね。

(3:33~)
菅野:
MOVIDA JAPANからシード段階で資金調達をされているそうですが、その時は何をアピールしたから自社の魅力を伝えられ出資を受けられたと思いますか?

田辺氏:
その時は自分が作れること以外はアピールポイントがなかったので、とにかく「自分が作れるので、
これは違うと思ったら軌道修正はすぐにできる」ということをアピールしました。

(4:07~)
菅野:
今後、サービスが拡大するにつれて、色々な人を採用すると思うのですが、どのような人と働きたいですか?

田辺氏:
僕自身が社会人経験無しで起業したので、その道だとプロフェッショナルな人たちをもっと巻き込んでいきたいと思っています。
基本的にはプロフェッショナルとしてお互いリスペクトし合えて、かつ、気の合う(仲間がいる)チームが強いと思います。どうしてもベンチャーは、状況が変わったことで今まで作っていることを一旦捨てて、また別のことをやらないといけないです。どうしても軌道修正が多くなるので、そういう時は、強いチームじゃないと常にポジティブでいることは難しいので強いチームを作ることが重要だと思います。お互いプロフェッショナルとして尊敬できるような、そして、長時間一緒にいるので気の合う人たちと働きたいです。

菅野:
チーム作りとは別で、こういうネットワークを広げていきたいなと思うことはありますか?

田辺氏:
もっと大きいサービスにしたいと感じているので、もっと上のステージの人たちやスケールの大きいことを考えている人たちと交流していきたいと思います。

(5:58~)
菅野:
起業して2年ほど経っていますが、振り返ってみて、今思うことは何ですか?

田辺氏
今考えていること・やっていることを、どんどん言語化することが重要だと思います。こまめに軌道修正が必要だからこそ、どういう背景でこれをやっているのかをひたすら言語化していくことが重要だと思います。そうすると、すぐに間違いに気づくことができます。長時間、ベンチャーでやっていると、段々広い視点や客観的な目線が失われがちだと思うので、常に言語化してチームで共有することが重要だと思います。

(7:04~)
菅野:
田辺さんが学生起業について思うことを教えてください。

田辺氏:
学生で社会人経験なしで始めてしまうと、身近な問題・アイデアから入ってしまうことが学生ならではの陥りやすい間違いかなと思います。どこにアイデアがあり、どういうものを解決していくべき問題なのかということが見えなかったりして、とにかく何か始めなきゃという感じで学生は入っていくことが多いと思います。目につくところからアイデアを探してしまうことがよくあります。僕の場合、学生の頃によく考えたのがカフェ(の情報サイト)とか、そういう切り口で考えてしまいます。ただ、それって言われてみたら便利かもしれないですが、「それって本当に必要とされているものなの?」と考えるとインパクト小さいよねって、要はニッチな方へ行ってしまいがちなことが多いと思っています。特に世の中の課題は大企業が解決しているので「そこに自分が行っても勝てないよな」という思考になっていくと、細かくセグメントされているようなニッチな方へと考えてしまいます。そうすると、市場がすごく小さいので、逆にやろうとしてもすごく難しくなってしまうことも多いです。(私は)そういう思考になりがちで、そこから脱却していくことが、最初は難しかったです。

(9:15~)
菅野:
起業に関心がある学生や起業準備中である方へ向けて、ご自身の経験を踏まえてメッセージを送るとすれば何があるでしょうか。

田辺氏:
なぜ、それをやろうと思ったのかを考えて、全部言語化していき「だからこういうサービスを考えている」というふうに。そういうサービスを始めるためにはこういった順序でやっていく必要があるよね、と分からないなりに仮説としてどんどん出していき、それを実行していく。話していく中で、どんどん優秀な人たちを巻き込むということをしていく方がいいと思います。

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