モノづくりの楽しさに目覚めたきっかけとは?
「ロリータ服」でモノづくりの楽しさに気づく
”私のモノづくりの原体験は、中学生のころにハマったロリータ服。ロリータ服ってとても高いので、お小遣いではなかなか買えなかったんです。だから、自分で布を集めて作ってしまおうと。それがきっかけで、モノづくりの楽しさに気づきました。…(中略)…
もともと、私はエンタテイナー気質があって、例えば何かを突然プレゼントして喜ばせたり、人にサプライズをすることが好きなんです。誰かに喜ばれるのはうれしいですし、そうやって生まれる「人と人のつながり」に興味がありました”
中学時代に出会ったロリータ服のおかげで、ネクラだった性格が明るくなったと言います。
それと同じように「人の人生をデザインしたい」という想いを胸に、デザイン活動を続けているのです。
ぶち当たった壁をどう乗り越えたか
出典:http://mag.camp-fire.jp/7901/?ref=topmag
”あまりコストのことなどを考えずに進めていたので、貯金がマイナスになりかけて。「この状態を続けていくと、次の注文が受けられない!」と危機感を覚えたことも大きかったですね。
製作資金がないと、新しいアイデアが浮かんでも形にできません。形にできなければ、人に届けられない。それは自分のやりたいこととは違うよなと思って。
だから、今後新しいものを作り続けるためにも、利益をきちんと生む仕組みを作っていかないとダメだという意識になりました”
どんなにいいものを作っても、その情報が広がらないと、誰の手にも渡らずに終わってしまいます。
好きなものを作って自分で楽しむだけではなく、その発信方法が重要になってくるというわけですね。
まとめ
「とりあえずやる」「評価を決めるのは自分じゃない」ということをモットーにしている稲勝氏。
失敗=ダメなことと決めつけず、今日も挑戦を続ける彼女はこれからどんなものを生み出して行ってくれるのでしょうか?
若きファッションデザイナーの今後に期待が高まります。
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