ユーザーローカルが総額約2.6億円の資金調達を実施〜「誰でもビッグデータの恩恵が受けられる世界」の実現に向け

2015年5月25日、Web マーケティング支援サービスの提供・販売を行う株式会社ユーザーローカルは、YJキャピタル、East Venturesをから約2億6000万円の資金調達を実施した。調達した資金は、大規模インフラ投資とあわせて、業種に特化した解析サービスの開発・運営体制の強化に充てられる見込み。

ライターの視点

よく耳にする”ビッグデータ”とは、従来のデータ処理アプリケーションで処理することが困難なほど巨大で複雑なデータ集合の集積物を表す用語である。

この分析を行うことによって、社会・経済の問題解決や業務の付加価値向上を行うのだ。

 

 

そんな”ビッグデータ”の分析システムの研究開発に力を入れているのが、今回のユーザーローカルである。

同社が調達を決めた背景としては、顧客増による分析対象となるデータ量増大やスマートフォン・マルチデバイス領域やO2O分野での分析ニーズが急速に高まりがある。

 

 

今回の調達は、今後も伸びていくであろうO2O分野とともに同社も発展するだろうということを見越した出資だったのではないだろうか。

先日リリースしたメディア業界に特化した「Media Insight」など、各業種別のビッグデータの有効活用を促進し、「誰でもビッグデータの恩恵が受けられる世界」の実現に向けて一層の事業拡大を図っていくそうだ。

今後誰でもビッグデータ情報をビジネスに活かすことができるようになるのか、今後の展開に注目したい。

会社概要

株式会社ユーザーローカルは、企業のマーケティング担当者やマネージャー、デザイナーに向けて、専門家でなくてもビッグデータを有効に活用できる分析ツールを提供している。これまでヒートマップに対応したWeb解析ツール「User Insight」やソーシャルメディア解析ツール「Social Insight」を中心に、有料ツールを700社以上、無料ツールを約25万サイト以上に提供している。
設立は2007年8月22日、所在地は東京都目黒区にあり、代表取締役は伊藤将雄氏である。
 
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