Webで見つけた気になる洋服、どうしていますか?
みなさんはネットで偶然気になる洋服を見つけた経験があるかと思います。
ショップのサイトで見つけたものならば何の問題もありませんが、有名人のブログや洋服と全く関係のないサイトで見つけた場合、どうでしょうか?
出典:www.motherjones.com
気になる程度ならばそのまま諦める場合が多いかもしれませんが、かなり気になる場合は、Web上で調べる方もいるかもしれません。
しかし、なかなかお目当ての洋服に行きつかず、イライラ...
それを解決するのが、今回紹介する「Trendi Guru」です。
自動的に洋服を認識する技術力
出典:km.ssru.ac.th
Trendi Guruのサービスを支えるのは高い技術力です。WEB上に掲載されている写真の衣類項目を自動的に認識し、ワンクリックで目的の洋服が販売されているサイトまで誘導してくれるサービスです。
消費者としては、WEB上で見つけた”どうしても欲しい服”を簡単に探し出すことが出来ます。それ以上に、「あ、良いな」と思った洋服の詳細をワンクリックで見に行き、思いのほか価格が安いという嬉しい発見もあるかもしれません。
一方、販売者としても、「媒体に出した自社の洋服に消費者が興味を持ってくれたのに、販売に繋がらない」というような機会損失を減らすことができます。
Trendi Guru経由で自社の販売サイトに誘導された消費者は、その洋服のみならず、自社の他の商品を購買してくれる潜在的なリピーターになる可能性もあります。また、今までと違う購買層に販売が広がる可能性も秘めています。
また、消費者を販売サイトに誘導するきっかけを作ったサイトにも、消費者が洋服を購買した場合、コミッションが落ちる仕組みになっています。
「See it, Click it, Buy it」
出典:www.trendiguru.com
「WEB上で目にとまったモノを簡単に買いたい」と考えたカナダ人のKyle Gidden CEOは、技術者のLior Sabag CTOとDr. Jeremy Rutan (Chief Scientist )と共に、Trendi Guruを立ち上げます。
2014年にイスラエルで会社を立ち上げた3名は、「See it, Click it, Buy it」 というシンプルなスローガンのもと、Trendi Guruを急速に成長させています。
既にベンチャーキャピタルからの資金提供を受けて、今後も急拡大する可能性のあるTrendi Guruに投資家達の注目が集まっています。
このようなサービスが日本にも登場してくれば、人々の購買行動はさらにインターネットと密接に関わりあうようになるでしょう。今後の展開が楽しみです。