最近は「ベンチャー企業に就職しよう」と考える学生も増えているのではないでしょうか。
でも自分のどのようなところをアピールしようか悩んでしまいますよね。
もちろんその会社の成長ステージや業種によって選考基準は違うと思いますが、業種を問わず備えておくべき能力も存在します。
ここでは3つのポイントを整理しています。
1.ストレス耐性
出典:http://thebalancepointe.com/stress-relief-tips-for-modern-life/
「あなたが学生時代に打ち込んだことは何ですか?」
この質問はスポーツをしたことがあるとか、ユニークな取り組みを行っていたとか、そういうことを聞きたいわけではありません。
あなたがどれだけ真剣に1つのことに打ち込んだ経験があるか、もう少し踏み込んで、どれだけ自分を追い込んだ経験があるかを確認したいという意図があります。
ベンチャーでは、複数の業務を一度に任されることが少なくありません。どうしても時間がかかってしまうような業務もあるでしょう。
しかし、ベンチャーにはそれを実行する人が少ないので、あなたが実行しないといけません。
その時に逃げ出さずに業務を全うしてくれるか、精神的に余裕を持って取り組んでくれるかを知りたいのです。
2.論理的思考
出典:http://careerpark.jp/1667
よく筆記試験やグループディスカッションを実施する企業があります。
これは「どれだけ詰め込んだ知識をアウトプットできるか」ではなく、「どれだけ物事を論理的に考えることができるか」を見極めたいという意図があります。
「日本に公衆電話は何本あるでしょうか?」
こんな問題を個人やグループで取り組むとき、企業は「どのような道筋で解答に至ったのか」を重視しています。見当がつかない問題や課題に直面したとき、どのような対応をするのかが大事です。
そのときに、物事を円滑にするために必要な能力が、論理的思考と言えるでしょう。
3.利益志向
出典:http://www.syncshow.com/blog/hiring-the-perfect-salesman-he-does-exist
「社会に貢献したい」と考える学生も多いと思います。
それは素晴らしい考えですし、ぜひ持ち続けてほしいのですが、ベンチャー企業にとって重要なのは、まずあなたが「会社に貢献する」かどうかです。
「会社に対する貢献」とは、売上を上げること、あるいは利益を上げることです。言われた業務をこなすだけでは不十分で、自ら会社のための動ける人間がベンチャーには好まれます。
自ら仕事をとってくること、つまりベンチャーの社員にとって、営業が大事だということです。
いかがでしたか?
ベンチャーであっても、大企業であっても、会社に貢献してくれる人材を採用したいと思っています。
特に重視するポイントが違うだけなので、「その会社がどのような人材を求めているか」をしっかり考え、自分をアピールすることが大切です。
ぜひ参考にしてみてください。