近年、地方の過疎化や少子化の影響で、地方には活気がなくなったり地域のコミュニティーのつながりが薄くなってしまっている状況が見られます。
その状況を受けて、新たに地方を活性化させるために努力をしている女性起業家の方がいます。
今回は、そんな株式会社エニタイムズの角田 千佳氏についてご紹介します。

起業を考え始めたのは小学生の頃

“「地域活性化、新しい雇用機会の創出、個の力の最大化、自由な発想で楽しむ仕事」というビジョンの実現に一番近かったのが起業だった”
角田氏は、小学生の頃から漠然と事業を興すことを考えていたようですが、自分がやりたい仕事のビジョンを実現するためにはやはり起業しかないと思い、行動に移しました。

幅広いものごとで関わり、地域の人の助け合いを

“家事代行、修理専門等などとは違ったサービスで、ジャンルの垣根はなく、ちょっとしたことから近所の人に頼み事が出来るサービスであろうとしています”
家事代行サービスを中心に展開していますが、それだけではありません。
気軽に誰でもサービスを利用できるようにスマートフォンアプリを活用し、同じ地域の人々がたくさんつながっていけるような事業を展開しています。

自分の幸せを見つけることにより、その先に成功がある

“自分にとっての幸せや成功を知るとき、その基準になるのは自分が好きなこと。その好きなことを追っていく先に、その人なりの幸せや成功があるのだと考えています”
角田氏は、幼い頃から起業をしたいと思っていたように、自分がどんなことをしたいのかを考え、それに向かって突き進んでいくことで幸せや成功を掴むことができると考えています。
その思いは、証券時代に同僚が精神的に病んでいったり、会社という枠にとらわれすぎている姿を見て、自分はもっと人々が幸せになるようなことを求めていきたいという思いをより強くさせたようです。

必ず需要がある産業だから

“儲からない事業だとは思っていません。成約単価は数千円単位なので、成約数を伸ばすことが第一です”
これから、より少子高齢化が進み地方が縮小されていく中で、人とのつながりに関する需要は確実にあると彼女は確信しています。
実際、地方でなくても、ご近所との付き合いは、年が経つにつれ、疎遠になってしまうことが多いと聞きます。
需要は今後も伸び続けるのでしょうか、エニタイムズの展開に期待しましょう!
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