2014年12月、ランサーズはKDDI株式会社や株式会社インテリジェンスホールディングス、株式会社コロプラ、グリーベンチャーズ株式会社、株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ、GMO VenturePartners株式会社から、10億円の資金調達を実施しました。
今回はランサーズの事業をビジネスモデルフレームワークに当てはめて説明していきます。
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ターゲットはスキルを持った個人と中小企業
クラウドソーシングとは、インターネットを利用して不特定多数の人に業務を発注したり、受注者の募集を行うことです。またそのようなプラットフォームのことを指します。
このプラットフォームは組織に所属せず、フリーランスで仕事を請け負う人と、従業員を雇わず一時的に専門家に業務を依頼したい法人が好んで利用します。
クラウドソーシングで発注者と受注者を結びつける
(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1305/21/news115.htmlより引用)
ランサーズの事業形態はクラウドソーシングを利用して外部の方に仕事を発注している企業や個人と、その仕事を受注している人たちを結びつける場を提供しています。
インターネット上にこのような場があることで、地理や時間などの制約を受けずに業務の受発注が可能となっています。
収益源は両者をマッチングすることで発生する手数料
この場を使うことで、金銭のやりとりが発生します。その発生金額の数%が仲介料としてランサーズの収益となります。
使い勝手のいいサイトと質の高いフリーランサー
(http://www.lancers.jp/benefitより引用)
ランサーズはどうやってこの事業を成り立たせているのでしょうか。
もちろん使い勝手のいいサイトを構築するエンジニアがいることもありますが、そこに集まる仕事の受注者の質も大きく影響していると思います。
今回の資金調達でもフリーランサーの教育支援制度を設立することを1つの目的として挙げています。
これは、発注者側がより質のいい受注者を獲得してもらうためで、インターネット上で悪い受注者を獲得してしまうと、お客さんが離れてしまうこともあることから、それを防止するために受注者側の育成に注力していることがわかります。
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