一台のコンピューターが彼を魅了した
彼を魅了したのは、一台のコンピューターでした。それがプログラミングを学ぶきっかけだと彼は語ります。
「I was among the first cohort of kids to grow up with computers」
私は最初の支持者のうちの一人であり、コンピュータとともに育ったのです。
Slackを作り上げたのは、ケンブリッジ大学で修士過程を終了した、一人の天才でした。しかし、彼が事業を成功させたのは、事業の衰退期です。
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ゲームビジネスからスタートにもかかわらず、その失敗の過程での正しい転換、これがSlackの始まりです。
Stewart Butterfield氏とは?
Stewat Butterfield氏は、哲学の分野に関して、1996年にビクトリア大学で学士を取得し、1998年にはケンブリッジ大学で修士を取得します。
そしてインターネットが爆発的にヒットし始めた頃2000年には、友人とスタートアップを経験します。最初は順調にスタートを切ることができました。
出典: carloricci.com
しかし、その後立ち上げたオンラインゲーム会社は、9.11の直後だったこともあり、ビジネスは成功しませんでした。そしてその後、FlickrやYahooにジョインするものの、結局退社します。
失敗の中に成功の鍵があった
FlickrとYahooの後、Glitchというゲームを提供するTiny Speckという会社を友人とともに立ち上げます。
出典: blog.longreads.com
しかしStewart Butterfield氏は、Tiny Speckは間違ったテクノロジーの選択を行い、Glitchは多くの人には理解されないと断言しました。
そしてTiny Speckの衰退期に、彼はエンジニア間のコンミュニケーションを改善しなければならないと悟ります。これがStewart Butterfield氏にとっての転換点です。
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どうすれば円滑なコミュニケーションを取ることができるのか。自身のビジネスでの失敗、これこそが新しいアイディアを提供しました。
チームのメンバーとのコミュニケーションを改善したい、それが今ではSlackと呼ばれるツールです。
Slackを成長させ続ける
「Slack is much, much bigger than Flickr was(Slackは、とても、そう、とてつもなく大きいのです、かつてのFlickrよりもね)」
Slackを初めて2年以内に、1億2500万人が毎日アクセスするサイトとなり、年間3500万ドルの収益を獲得することができるようになりました。
しかし始まりは決して、成功からのスタートではありません。失敗の中から、成功への方程式を導き出したのです。
自身が所属していたスタートアップをも超える勢いで成長させ続けるStewart Butterfield氏。彼の今後に期待です。