近年国際化の波は激しく、日本でも在日の外国人が増えてきています。
そういった世の中の流れから、言語の壁を取り除くことは時代の使命とも言えるでしょう。
そんな中、2015年11月に上場を予定している、世界初の翻訳ロジックを駆使した翻訳事業を手掛ける株式会社ロゼッタについてまとめました。
ロゼッタとは?
出典:http://matsunosuke.jp/rozetta-ipo/
ロゼッタは、「我が国を言語的ハンディキャップの呪縛から解放する」ことを企業ミッションとし、2004年2月に創業されました。
インターネット上の膨大な情報を言語のビッグデータとして統計解析を行うためのAI型の機械翻訳の研究開発を事業内容としています。
ロゼッタグループの事業は、以下の4つです。
・MT事業:AI(人口知能)型の機械翻訳の研究開発
・翻訳・通訳事業:従来型の人間による翻訳業務の受託サービス
・GLOZE事業:MT事業のIT技術を駆使した支援ツールを活用した人間による翻訳業務サービス
・企業研修事業:企業などに講師等を派遣して行う、語学研修サービス
翻訳会社ロゼッタは、システム開発部門を社内に持ち、翻訳工程に独自のITシステムを導入することで「高品質・低価格・短納期」の翻訳サービスを実現しています。
実務経験豊富な専門分野の翻訳者が多数所属しているため、安定した品質で翻訳サービスを利用することができます。
英語翻訳だけでなく、中国語・韓国語・フランス語・スペイン語など世界30言語の多言語翻訳に対応しています。
ロゼッタの特長
出典:http://www.ideainst.com/blog/?p=126
システム開発部門を社内に持ち、翻訳工程に独自のITシステムを導入している点がまず1つの強みと言えますが、ロゼッタのホームページでは、特長として以下の4つが挙げられています。
・品質オプション
専門性の高い高品質な翻訳から、概要把握のための低価格な翻訳まで選べる
・納期のオプション
急ぎの対応や、複数翻訳者による大量文書の短納期対応も可能であり、逆に通常より長い納期で対応可能な方には割引対応も
・コストのオプション
高い精度や早い納品などに特にこだわりがない場合は、ディスカウント価格で対応
・翻訳に関する管理業務のオプション
文書管理や用語管理など翻訳に関するあらゆる課題をトータルにサポート
さらに、高精度の自動翻訳熟考を持っており、これはオンライン上で日本語から英語・中国語・韓国語へ、逆に英語・中国語・韓国語から日本語への自動翻訳を行う最新の自動翻訳サービスです。
この自動翻訳熟考は人工知能とインターネットを融合させるという世界初の翻訳ロジックを採用しており、「前後の文脈を判断する」ことで高い翻訳精度を実現しています。
この”世界初の技術”も大きな強みだといえます。
ロゼッタのミッション「我が国を言語的ハンディキャップの呪縛から解放する」
記事の最初でもお伝えしましたが、ロゼッタはミッションとして「我が国を言語的ハンディキャップの呪縛から解放する」となっています。
国際化は年々進んでおり、その対応が求められています。そこで有効な国際化対策とは、「言語の壁のために膨大なコストと機会損失を発生させること」ではなく、「コストと機会損失を減少させること」です。
これが進めば、日本の大きな問題である英語教育の必要性そのものが消滅し、言語の勉強や翻訳にかかるコストが消えます。
そして、最も重要なのは、各分野での優秀な人材が、世界の中で同じ土俵でその能力を発揮できるようになるということです。これにより、各国の生産性があがるとともに、これまで言語の壁で埋もれていた世界中の才能が活かされるようになります。
それは、経済の発展だけではなく、異言語間の対話と相互理解を促進し、世界平和を促進することにもなると考えられるのです。
こういった背景から、「我が国を言語的ハンディキャップの呪縛から解放する」を掲げているのです。
これからのボーダーレス時代において、英語をはじめとして、中国語、韓国語という多国語に対応することは必須です。
今回ご紹介したロゼッタは、その対応だけでなく、言語の壁による世界の平和問題までもを解決しようとしているのです。
ある言語を他の言語に言い換えるだけではない、新しい翻訳のカタチをロゼッタは近い将来実現してくれることでしょう。
ロゼッタについての詳細はこちら
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