今回のインタビューは、i-Generationsの代表である芳本大樹さんに「生まれ育った環境」や「学生起業のメリット・デメリット」、「学生起業家の世界大会に向けての意気込み」についてお話を伺いました。
 
i-Generations・芳本大樹代表:現場の人手不足も解消「コミュニケーションでは大手に負けない」介護予防ipad教室とは【前編】はこちら
【経歴】
2011年3月、奈良県立畝傍高校を卒業後1年間の浪人生活を経て2012年4月に立命館大学経営学部に入学。入学と同時に通信会社でインターンを開始し、入社2か月目で営業成績日本一を達成。その後新規事業立ち上げなどに携わる。大学3年時に独立し、シニア向けのITサービスを提供するi-Generationsを同学部内田(現副代表)とともに設立。

昔ながらの家庭で生まれ育った

祖父母と両親、そして姉という、昔ながらの家族の中で育ってきました。
父の影響で野球を始め、小学校・中学校・高校と、ずっと野球に力を注いできました。
そこで今のキャリアにつながる大きなきっかけとなったのは、小学校も中学校も高校も、キャプテンを任されていたということです。
大勢のチームメンバーを率いる力やマネジメント力をスポーツを通じて学びました。
周囲には経営者は全くいなかったこともあり、当然スタートするときに家族から反対の声がありました。
両親からすると、大企業で働いたり公務員として安定して働いて欲しいという願いがあったようです。

キャリアに影響を与えたものは「大学」

特に大学のなかでこの人、というのはありませんが、大学自体が起業やアントレプレナーに対する取り組みを活発に行っていて、実際に僕の周りでも起業している学生は複数いました。
特に経営学部ということでアントレプレナーの授業が充実しているのもあると思いますが、そういった授業を受けた学生たちが「じゃあ実際にやってみようよ」と、学生のうちに起業することがすごく多い環境で。「僕も負けていられないな」と思って、今に至ります。
やはり中学校ぐらいのときからずっと「起業したいな。自分が社長となってサービスを提供したいな」と思っていました。

ビジネスとして始めたワケ

僕達のビジネス自体は、おそらく学生のボランティアでもできると思います。
ですが、人と人とのコミュニケーションを大切にしているというところともリンクしますが、人を集める時にはやはりボランティアや学生団体では限界があると感じたんです。
関西の中でも大阪だけでやっていくというのならば可能だと思いますが、全国に拡大していきたいと考えた時に、やはり人を雇っていくことが必要だと思いました。
なので、ビジネスとしてやっていこうと決意しました。

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