女性を中心に美容と健康への関心はつきないものがあり、最近は男性でも興味を持っている人が増えてきています。
今回は、2015年8月上場予定の、美容健康領域におけるインターネットメディアの運営で注目されている株式会社リッチメディアについて紹介します。

事業内容

リッチメディアは、サービスとして「パーソナルベネフィットプラットフォーム(PBP)」を提供しています。
インターネットの技術が進み、様々なものが可視化されていく中、その中にいる「ヒト」一人ひとりのスキルや知識、経験や創造性など、提供できる価値は様々です。
PBPはそんなすべての「ヒト」の仕事や生活を可視化し、個人と個人のベストマッチングを実現するための取り組みです。
リッチメディアが提供するサービスは、大きく分けて3つの領域に分類されます。
 
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出典:http://www.rich.co.jp/service
 
ヘルスケア領域
健康・美容に関わる全ての悩みを解決するため、医師、専門家が健康・美容に関するコンテンツ制作に直接関与することで信頼性の高い情報提供を実現しています。

ビューティー・サロン領域
この領域における「情報の非対称性」を可視化すべく、スタイリストやヘアサロンがより身近な存在になり、 ユーザーがキレイ・カワイイを実現できるためのサービスを複数展開しています。

グローバル領域

日本のBeautyやKawaiiの技術は、急激に拡大する東南アジアでも大きな需要があります。

現在インドネシアで展開する「Kawaii Beauty Japan」では、 そんな日本のBeautyやKawaiiといった情報をビューティーメディアとして展開しています。

ターゲット

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出典:http://www.rich.co.jp/service/beauty

 
リッチメディアでは、サロンの予約サイト「KamiMado」のほか、ヘアスタイルスナップSNS「HAIR」も運営しており、地域や沿線の検索から美容室の予約を行うためのシステムをサロン、ユーザーに提供しています。
よって、リッチメディアのメインターゲットは、女性を中心としたサロンや美容室のユーザー、美容情報を欲しがっている人々になります。また一方で、新規の顧客を開拓したいスタイリストもターゲットとなっています。
それだけではなく、男性の肌悩みに特化して情報提供する「メンズスキンケア大学」の運営や、アジアを中心としたグローバル展開も行っているため、ターゲットは国籍や性別を問いません

ビジネスモデル

リッチメディアでの収益源は、化粧品メーカーや製薬会社、クリニック等の法人向けインターネット広告サービスの提供から得られる広告料となります。
今後は、美容情報サイト「スキンケア大学」に経営資金を集中的に投下して、事業の拡大を図る予定です。

まとめ

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出典:http://www.abroaders.jp/kozo_sakamoto1/
 
坂本CEOはブログで、事業に対する意識について、以下のようなコメントをしています。
事業転換における変化対応速度が当社の強みであり、市場の変化にあわせて対応できたことが1つの成長要因なんだと思います。
追加して、最近感じる事は参入する事業の魅力度、マーケット規模、事業モデル、などをしっかり見極める事。ビックビジョン、スモールアクションを前提とした事業成長を意識する事。
よくあるのがビジョンが壮大である事は素晴らしい事なのですが、事業の成長は地道な事の繰り返しであり、日々のPDCAがなければ何をやっても中途半端になってしまうと思います。
もちろん、地道な事の繰り返しはすごく辛い事もあります。繰り返し実行しているのにうまく成果がでない。うまくいかない事が続くと不安になっていく。こういった日々は潜水して潜り続けているような感覚にさえなります。
しかし、ここで集中力がキレたら負けなんだと思います。事業もサービスもはじまりよりも継続する事の難しさの方が大きいと思います
この言葉から、坂本CEO、そしてリッチメディアの勢いが強く感じられます。
 
8月の上場を機に、リッチメディアはどのような展開を見せてくれるのでしょうか?
メディアを通してより多くの人々をマッチングしていくであろうリッチメディアに注目が集まります。
 
リッチメディアについて詳しく知りたい方はこちら
 
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