学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話である映画『ビリギャル』が公開されたりと、最近「ギャル」に注目が集まっているように思います。
そのような映画が成立するのも、「ギャル」は成績が悪い、努力が続かないなどという世間のイメージのようなものが存在するからなのではないでしょうか?
以下でご紹介する女性は、マイナスのイメージを持たれやすいギャルの現状に革命を起こすべく立ち上がりました。
今回は、ギャルからプランニングを行うOffice G-Revo株式会社の社長になった、藤田志穂氏の魅力に迫ります。
ギャル革命
“それがずっと悔しくて、「ギャルでもきちんとしたことができるんだ」ということを証明したいと思っていたんです。
それなら、会社を興すのが一番だろうと。
会社にすれば社会的な信用も得られますし、大きなこともできる。
中途半端なイメージ改革じゃなくて大きな「ギャル革命」ができるんじゃないか、そう思ったのが会社を設立したきっかけです”
働く意欲もあって社会に貢献したいと思っていても、「ギャル」だというだけで「真面目に働かない」「だらしない」と思われたりして社会から押し出されてしまうことがあります。
周りの人々を見返してやりたい !という気持ちから、その手段として起業を選びました。
彼女は日本の「ギャル」たちの期待を背負っているのです。
若者と農業をつなげる「ノギャル」プロジェクト
“中学1年のときにおじいちゃんが亡くなってしまって、田んぼや畑が放置されるようになったんです。
…(中略)…エコ関係の活動をしている中で食育などの話を聞く機会があって、農家の高齢化が進んでいて、それが問題だというのがわかりました。
だったら、若い人がもっと興味をもてば、何かが変わるんじゃないかなと思ったんです”
世間からのイメージがあまり良くない「ギャル」だからこそ、このような活動が社会に与えるインパクトは大きくなります。
“若い子たちって農業に関してきっかけをもつ、“スタートライン”にすら立っていないということがあります。
なので、なにか“知るきっかけ”がもっとあるといいなって思いました”
彼女は、このような状況を変えるべく、社会と若者の橋渡しとなる「ノギャル」プロジェクトを開始したのです。
大切にしていること
“私の中で、何か新しいことを始めるときなどに決めていること、大切にしていることが3つあります。
それは、「自分がやりたいこと・自分だからできること・周りが求めていること」
彼女は、農業の他にも、エコ活動やエイズ予防活動などにも積極的に参加してきました。
これらには全てこの3要素が含まれていて、どれか一つですら欠けてはいけないのです。
彼女が起業に至ったのは、初めは社会に対する反骨心が原動力だったかもしれません。
しかし、現在では、「ギャル」という個性をうまく生かして社会に貢献しようとしておられます。
自分の個性は何なのか、そして、それを生かすことはできないのか。
彼女の話から、それらを考えるきっかけが得られたような気がします。
Office G-Revoについてはコチラ
 
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