2011年の後半から普及した、『街コン』。これは「街を盛り上げる合コン」を指します。
よく聞きなれた言葉ではありますが、この『街コン』という言葉を世に広めた会社のことは意外とみなさん知らないのではないでしょうか?
今回は『街コン』ビジネスを展開する、リンクバルという会社のビジネスモデルについて解説します。

リンクバルのターゲットは「人と出会いたい人」

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出典:http://www.grey-hare.co.uk/portfolio/event-management/
リンクバルのユーザーは、一言で表すと「イベントを通じて人と出会いたい人」です。
「共通の趣味を語れる仲間が欲しい」「呑むのが好きな知人を増やしたい」、あるいは「生涯のパートナーを探したい」といったニーズを持った人が、リンクバルのサイトを利用します。
また、そういったユーザーにアプローチしたい人々、例えば結婚相談所や趣味に関する物販を行う会社などがクライアントになります。

価値は「場所や年齢に制限されないイベント情報の数」

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出典:http://machicon.jp/
リンクバルの提供価値の1つとして、「圧倒的な情報量」があります。サイトを見てみると、地域別・年代別のイベントの掲載が豊富で、ユーザーにとって検索しやすいサイト設計になっていることがわかります。
Google検索で「地域名 街コン」で調べるより、圧倒的に早く、欲しい情報が手に入りそうです。
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出所:http://machicon.jp/
また、「1人参加OK」というのは、同伴(2人組)が基本である『街コン』において、新たな顧客開拓につながっています。
「一緒に行ってくれる人がいないから」という理由で、これまで参加してこなかった層もしっかり囲い込むことができているのではないでしょうか。

収益構造はプラットフォームとしてのマッチング料

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出典:有価証券届出書
収益の流れは、有価証券届出書の図にわかりやすくまとめられています。冒頭でも説明した通り、ユーザーは「イベントを通じて人と出会いたい人」、クライアントは「ユーザーにアプローチしたい事業会社」です。リンクバルは、双方を繋ぐプラットフォームとして機能しています。
具体的なリンクバルの収益源は、①リンクバル主催のイベントによる協賛金街コン等のイベント掲載料・集客手数料広告宣伝費④送客手数料となります。

リンクバルは”外部との連携”が上手

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出所:http://www.evetahmincioglu.com/web/blog/2012/03/26/hr-folks-dont-grasp-family-and-medical-leave/
リンクバルの強みは「街コン」という言葉を0から広めた開拓力、そしてユーザーが使いやすいサイト設計を実現するエンジニア力だと考えられます。
社員数も年々増加し、企画力・開拓力・実行力がますます補強されることでしょう。
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出所:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000004786.html
また、リンクバルは内部の人材だけでなく、外部との連携が上手くいっている会社だと思います。
過去には街コンと飛行機旅行をコラボした企画(日本航空)や、「モンスターハンター4G」というゲームのファン同士の交流企画(カプコン)を実施しています。2015年9月には、天体観測を楽しむ街コン(ビクセン、八芳園)が実施されました。

『街コン』事業を中心とし、「街と人をつなぐ」事業を展開するリンクバル。
男女のつながりだけではなく、同じ趣味を持つ仲間と出会えるのは非常に魅力的です。
今後の『街コン』の動きに要注目です。
 
リンクバルについての詳細はこちら
 
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