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ゴールドマンサックスは挑戦を恐れない
ゴールドマンサックスとは、皆さんもご存知の世界を代表する外資系証券会社であり、激務で知られています。
そしてこのゴールドマンサックスの激務にも耐え、価値を出す人々には実は共通点があります。
出典:www.democracynow.org
この記事では、ゴールドマンサックス出身の起業家をご紹介します。ゴールドマンサックスから素晴らしい起業家が輩出されていくのは何故なのでしょうか。
結果を出す人々の環境要因についても探っていきます。
ゴールドマンサックス出身の起業家
⑴ 仲暁子氏 Wantedly
出典:alternas.jp
京都大学経済学部時代、フリーペーパー団体を立ち上げた仲氏は、大学卒業後にゴールドマン・サックス証券に入社します。退社後は、Facebook Japanに初期メンバーとして参画するなど、幅広い挑戦をしています。
2010年にはビジネスSNSであるWantedlyを設立し、急速に広がっています。
仲暁子氏はTedのスピーチで以下のような言葉を残しています。
「Only way to do great work is to love what you do. If you haven’t found it yet, keep looking. Don’t settle.」
日本語訳: 偉大な仕事を成し遂げる唯一の方法は、あなたの為すことを愛することだ。もしも未だに愛する方法が見つかっていないのならば、探し続けて。決して立ち止まるな。
出典:logmi.jp
また、SLUSH AISAという日本最大級のStart-Upのイベントでは、
「Don’t Think, Just Act, And Your Passion Will Follow」
日本語訳: 考えるな、ただ行動しなさい、情熱は後から付いてくる
とも述べています。
仲暁子氏は、一貫して、行動の大切さを強調し、大事なのは、一歩踏み出すことであると述べています。
0から1を生み出すことを繰り返す仲暁子氏の挑戦にこれからも期待です。
仲暁子氏も登壇されたSLUSHに関する記事はこちらになります。
⑵ 大久保遼氏、Momentum株式会社
出典:kigyotv.jp
東京大学経済学部卒業後、ゴールドマンサックスに入社し、2014年にMomentum株式会社を立ち上げます。
そんな大久保遼氏は起業した時、特に良いアイディアがあった訳ではなく、勢いで起業したそうです。
「人に起業のアイデアを話すと必ず否定されるんです。それを恐れてはダメで、自分の起業のアイデアを色んな人に話して、良いと言ってくれる人の協力を取り付けるべきだと思います」
どんどん挑戦していく行動が大事なのです。
出典: http://www.leaders-style.com/detail_296100.html
「想像出来ないようなことが起きることを前提として、どんな状況でも楽しもうという心持ちで社会に出ることで、どんな仕事でも楽しい部分を見つけられるのではないかと思います。」
未来に対し、ワクワク感を持つことの大切さを強調しています。
大久保遼氏の独占インタビュー動画はこちらになります。
⑶ 松本大氏、マネックスグループ
出典:www.projectdesign.jp
東京大学法学部卒業後、ソロモン・ブラザーズ・アジア証券に入社、その後ゴールドマンサックスに転職します。そして、1999年にマネックス証券を設立します。現在は東京証券取引所でも取締役を務めています。
そんな松本大氏ですが、小学生の時に兄を小児がんで亡くします。このことは、松本氏のその後の人生観に大きく影響を与えたそうです。
出典: http://stylermag.link/2015/10/21/fashiontech-monex-256/
「自分の意志に反して突然人生の幕を閉じた兄のことを考えると、とても自分から人生を投げ出すなんてことは許されず、私は『兄の分まで生きなければならない』と思うようになりました。
二人分の200%生きるというのは不可能だとしても、せめて120%、140%は生きたい。自分の限界を『ここまで』と決めずに突き進もう。できるだけ遠くまで、行けるところまで進もうと。これは今でも変わらない私の信条です──。」
兄を亡くす経験、それが松本氏の行動の根元にあります。兄の分まで自分は生きようという強い思い。
苦しい過去を乗り越えた松本氏の挑戦が、社会を動かす力となっています。
ゴールドマンサックスの行動を恐れないマインド
ゴールドマンサックス出身の起業家には共通点があります。
入社する前から、彼ら彼女らたちには、挑戦する環境がありました。それは、場合によっては、逃げることができない現実であった方もいます。
そういった厳しい現実の中で、新しい価値を出し続ける勇気。
こういったものを揃えたものだけが、社会に対して、より大きなプラスの仕事をできるリーダーとなっていくのです。
社会を変えるマインドを持ったゴールドマンサックス出身の起業家たちに、これからも期待です。