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「早起きは三文の徳」
早起きは三文の徳と言われます。
しかしながら、現代社会では仕事に追われ、帰宅が遅くなり、就寝時間が遅くなるあまり早起きができない人が大勢います。
早起きのビジネス上のメリットが曖昧であることに加え、そもそも生活リズムを変える早起き実行に移すのは至難の技です。
早起きは本当にビジネスをしていく中で徳があるのでしょうか?
この記事では、早起きによるメリットと早起きのコツを、そして早起きを実行している起業家をご紹介します。意外にも、世界的CEOのほとんどが、ほぼ例外なく早起きなのです。
早起きのメリット
出典: doda.jp
早起きをすると、ビジネスでは大きな効果が3つあると言われています。
以下、詳しく見ていきたいと思います。
①前向きになれる
朝網膜に朝日を感じると、セロトニンという物質が分泌されます。
これは幸せホルモンとも呼ばれるもので、精神的な安定が保たれます。
前日の失敗にくよくよすることなく、すっきりとした気持ちで仕事に取り掛かることができるようになるでしょう。
②効率的な仕事
朝の1時間は、通常の時間の2時間分の価値があるとも言われています。
夜にタスクをこなすのは非効率です。
そのため、いっそのこと寝てしまい、次の日の朝にタスクを行う方が効率的なのです。
出典:healthy-friends.com
⑶通勤ラッシュの回避
早起きをし、早く家を出ることで、電車の空いた席で座り、新聞を読んだり、パソコンで資料作成をしたりできます。
通勤ラッシュの時間帯に、ただ揺られて立ち続けることに比べると大変効率的です。
また、マッキンゼー元日本支社社長の大前研一氏も、人生が変わるに3つのことしかないと言っています。
時間配分、住む場所、付き合う人です。
早起きをすれば、時間配分が変わるだけでなく、通勤などで関わる人、つまり付き合う人まで変わってくるのです。
早起きのコツ
出典: matome.naver.jp
さて、早起きでビジネス上のメリットを得るために、どのようにすれば早起きができるようになるでしょうか。
ここでは3つご紹介いたします。
⑴スマホでのSNSチェックを朝に行う
寝る前のスマホは、睡眠に悪影響を及ぼします。
ブルーライトは日光に似ており、また同時に交感神経を刺激するからです。
しかし逆にこれを利用すれば、朝スマホを布団の中で確認すれば、目覚めてしまうというわけです。
⑵朝日を浴びる
朝日を浴びると体内時計がリセットされ、身体も目覚めます。
そのため、目覚ましと同時にカーテンを開ける、あるいは、カーテンを閉めないで就寝するというのがひとつの手です。
他にも、光目覚まし時計という、朝の太陽を再現してくれるものもあります。
出典: by-s.me
⑶早起きの目的を持つこと
目的を持つと人は行動できます。
例えば、どんなに眠たくても、会社に遅行する時間までには起きるはずです。それは、会社に行くという目的があるからです。
早起きを目的にするのではなく、早起きは手段という意識を持ってください。
さて、3つご紹介させていただきましたが、早起きを習慣化するには3ヶ月かかるというデータもあります。
そのため、他にもみなさんなりの早起き実行法を見つけてみてください。
早起きを実践しているCEO
出典: news.kstyle.com
では、実際に早起きを実行している、世界で活躍するCEO3人の起床時間を覗いてみましょう。
⑴スターバックスCEO ハワード・シュルツ氏【朝4時半】
出典:by-s.me
言わずと知れたスターバックスですが、ハワード・シュルツ氏が入社した当時は、4店舗しかないシアトルのコーヒーショップに過ぎませんでした。そのスタバを世界的な規模に展開させたハワード・シュルツ氏も、実は早起きを実行してたのです。
”私は4時半に毎朝起き3匹の犬を連れて散歩に行くんですよ。
5時45分頃には、コーヒーを私自身と、妻のために入れます。
8-cup Bodum French pressというコーヒーの入れ物を使ってね”
⑵Twitter CEO ジャック・ドーシー氏【朝5時半】
出典: wired.jp
ジャック・ドーシー氏は、Twitterの創業者であり、CEOも務めております。
そんなドーシー氏はなんと、朝5時30分に起床して瞑想をし、その後、6マイル (約9.6キロ)のジョギングを実施してから、仕事に向かっているようです。
ジャック・ドーシー氏についてもっと知りたい方は、こちらのまとめ記事を参考にしてみてください。
⑶Apple元CEO スティーブ・ジョブズ氏【朝6時】
出典: www.musicman-net.com
Appleのスティーブ・ジョブズ氏です。早起きも欠かさずにしていたようです。
スティーブ・ジョブズ氏は、朝6時に起床し、仕事をしてから子供たちを起こすようにしていたそうです。
”ついてる(運が良い)時は家で何時間か仕事をするようにしてるけど、たいていは家に戻るようにしてるんだ。
いつもだと私がAppleに到着するのはだいたい9時だよ。8時か9時かな。
1時間半か2時間家で仕事をしてからね”
早起きの習慣化へ
早起きには確かにメリットがあり、世界で活躍するCEOたちも、早起きを習慣化しています。
早起きというのは、明日から始めようと思ったとしてもなかなか難しいものですが、一度習慣化さえしてしまえば、ビジネスにおいても周りの人々に差をつけることができます。
そのため、みなさんもぜひ早起きを実行してみてください。