ビットコインという選択肢

レストランやコンビニで、あなたは現在どのように支払いを行っていますか?
電子マネーやモバイル端末による決算サービスなど、もはや時代はクレジットカードではなく、スマホやモバイル端末で簡単に操作できる決済サービスが日本を始め世界中で大きく成長を始めています。
Line、Google、Appleなど多くのTECH系企業がこの金融サービスへ参入を開始しており、銀行やクレジットカードへ取って変わろうとしているのです。
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出典:blog.onapproach.com
現金からカードへ、さらにスマホへと、今“お金”の形は急速にその姿を変えようとしています。
さらに、そんな流れに加わろうとしている新たな支流がビットコインです。

“ビットコイン×クレジットカード”を提案するデビット社

アメリカと日本の市場では、ビットコインに対する印象が大きく異なっています。実際アメリカのビットコイン関連の事業を展開しているスタートアップ企業は300社を超え、市場規模は8300万ドルと見込まれています
それに対して日本では、2014年に起こったマウントゴックス社破たんのニュースから、ビットコインは信用できないものだという見方が蔓延し、直接利用できる店舗やサービスは非常に限られたものであり、まだまだ一般的には広まっていないのが現状です。
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出典:venturebeat.com
そんな日本のビットコイン市場を打破すべく乗り出したのが東京に設立されたデビット社です。設立したのは1987年生まれの山田賢CEO。東京工科大学を卒業後、サーバーエージェントを経て2014年に事業を立ち上げました。
ビットコインの一番の魅力はそのフットワークの軽さにあります。中央機関を必要としないビットコインは、世界中の人と、さまざまな端末で、手数料なしに取引をすることが可能です。
そんなメリットを強みに、デビット社では、ビットコインをデビットカードで使用できるサービスを開始しています。
ビットコイン×クレジットカードを組み合わせたことによって、ビットコインの可能性は無限大になりました。閉ざされたビットコイン市場である日本でも、クレジットカードが使える全てのお店でビットコインを使って支払いをすることができる・・・
デビット社ではそんなビットコインウォレットとデビットカードをたった10秒で作ることができるのです。

今後の可能性

山田氏は、デビット社の今後の可能性について、「現金から暗号通貨、暗号通貨から現金や決済へのルートを既存のリソースを上手く組み合わせて安価にスピーディに世の中に提供したい。 特に、国際送金に関しては、安く早く安全に送金できるようになる。」 と語っています。
まだまだ成長中の小さなマーケットであるビットコイン市場ですが、楽天の三木谷氏を始め、日本はもちろん世界中の投資家や企業家に注目される期待の成長株であります。
利用者の不安を煽るセキュリティやハッキングの可能性についても、ビットコイン自体の運用や信用性を損なうものではないことが指摘されています。
未知の要素がある成長中のビットコイン市場でイノベーションを起こそうとする山田氏とデビット社、これからも目が離せません。

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